阿蘇くまもと空港から 天草エアラインで大阪空港へ

 乗り物@飛行機_国内線, おでかけ@九州AMX,熊本_20221103

熊本から空路で大阪へ戻るのですが、今回は天草エアラインで大阪空港まで飛びます。

天草エアラインは座席数48人のATR42-600を1機保有し、熊本・天草空港を拠点にして天草〜福岡便を中心に1日1便天草〜熊本〜大阪伊丹便も飛ばしており、イルカが描かれた機体は「みぞか号」の愛称が付いてます。

毎日昼頃に大阪空港へ着陸するみぞか号を見て機会があれば乗りたいなぁと思ってたんですが、今回、これに乗るためにわざわざ長崎から熊本へ来た次第。

阿蘇くまもと空港はリニューアル工事中で、その間、国内線は仮設ターミナルへ。

新ターミナルはまだ全体が見えませんが、おそらく「阿蘇くまもと空港」の文字が掲げられるであろう場所にフレームが取り付けられていた。

新旅客ターミナルは国内線と国際線が一体になり、来年供用開始予定なんだとか。

仮設の国内線ターミナルへ。

天草エアラインのチェックインカウンターは、JALのカウンターの一角に専用入口が設けられてます。

搭乗手続きは出発60分前から開始。

この看板の感じがすごく懐かしい。

預けた手荷物に付けるタグが、昔よく見たタグを白いゴムに通すタイプ。

荷物はタグを付けたあと返却され、自分でチェックインカウンターの別の場所にある預託荷物のX線検査場へ持っていき、検査を通れば預かってくれる。

タグの半券が引換証。

搭乗券はプリンターで発券され、搭乗口で半券をもぎるタイプ。

保安検査場を通って売店を横切ると、搭乗待合ロビー。

10:33に搭乗が始まり、スポットまでバス移動。

バスの座席が埋まる程度の乗客で、10:40にターミナルからスポットへ出発。

イルカの飛行機はどこだろうとワクワクしながら探してたんですが、イルカの飛行機ではなく見慣れた白い鶴丸の飛行機へ向かって走ってるような。

確かにこれもATR42-600(JA03JC)ですが・・・

まさかのこの鶴丸の飛行機の前で止まってしまった!

あれ、イルカのみぞか号は?

と思ったら、イルカのステッカーが貼ってありました。

シートポケットに入ってた案内によると、どうもこの日、みぞか号は機体整備のために運用されておらず、代わりにJACから同型機を借りての運航だったようで。

「今回、みぞか号へのご搭乗を楽しみにされていたお客様には、大変申し訳ございません。」と書かれてますが・・・

 

ホンマにな!

 

今回、天草エアラインの公式サイトからネット予約したんですが、1カ月前に予約した時にそんなお知らせあったかな?と思い、もう一度公式サイトをチェックすると・・・

代替機で運航される2日前にお知らせされてるやんか。

急な整備が必要になったのではなく「定期点検」と書かれているので、できればもう少し早めにお知らせいただいたら心の準備もできたのになぁ。

仕方がないので、気を取り直して天草エアライン初搭乗を楽しみます。

今回、ATR42-600にも初搭乗でしたが、乗客は機体後方から乗り降りします。

小型機だと後方から乗降することもありますね。

前方は貨物室になっており、預けた荷物はここへ。

客室内の天井は低く、長身の私はかがまないと頭が当たってしまう。

一般的に座席番号は荷物棚に表示されていますが、この機体では窓際に表示されてるので、のぞきこむようにして座席を探すことに。

私以外にも座席番号表示が見つけられずに行き過ぎてしまうお客さんも多かったので、もはやトラップと化してるかも。

革張りのシートで、ハロウィンは終わってましたがハロウィンっぽいヘッドレストカバーが付いてました。

小さな飛行機ですが意外と座席間隔は広く、LCCよりも広いので座ってしまえば窮屈感はなかった。

安全のしおりは天草エアラインのイルカのデザイン。

ドアクローズしてから動き出すまでに少し間があったんですが、もしかしてこのセスナが着陸するのを待ってたんでしょうか?

誘導路をT2からRWY07に入りテイクオフ!

空港内に崇城大学の空港キャンパスや航空サービス会社もあり、セスナが多いですね。

離陸してすぐにホンダ熊本工場も見えました。

シートポケットには、冊子タイプのクリアファイルに手作りのフライトマガジンが入ってる。

保有機は1機とはいえ、48席分手作りする労力も大変ですね。

この中にも代替機運航の案内が。

手作りのルートマップも面白い。

今回搭乗が叶わなかったみぞか号のスペックも。

この代替機も同型機なので、塗装以外のスペックは同じ。

みぞか号運航休止の案内に、みぞか号のポストカードを用意してるので声を掛けてくださいと書いてあったので・・・

CAさんに声を掛けて、ポストカードをいただいた。

あめちゃんも付けてくれて。

白い無地のエチケット袋の切り口の部分にみぞか号のメッセージが印刷されていましたが、なんかインクジェットプリンターで印刷したような手作り感があってイイ!

乗客が所持していたらダメなハサミマークはご愛敬。

無料の機内サービスもあり、おてふきとドーナツ棒と紙パックのみかんジュースをいただく。

熊本らしくていいですね。

四国上空を飛んでいると、室戸岬のとがった様子もよくわかる。

11:58に大阪空港RWY32Rに着陸して、12:00にスポットイン。

大阪空港では30分ほどで次のフライトの準備をして、再び熊本へ飛んでいきます。

初めて天草エアラインとATR42-600に乗ってみると、普段乗ってるJAL/ANAとは違い、どことなくほのぼのした雰囲気がとても良かった(もちろん運航する側は緊張感を持ってます)。

今回はみぞか号には搭乗できませんでしたが、またの機会に天草まで乗って「天草ドルフィントリップ」でみぞか号と同じ水色のロードスターを借りて天草を巡ってみたいなぁ。

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