まるでカフェのような店でおいしい醤油ラーメン『JINMEN』@グランフロント大阪
大阪駅前のグランフロントへ行く用事があり、ついでに昼ラーメンをしようと入ったのが『JINMEN』。
このラーメン屋、おしゃれ度高すぎてビックリ!
出入口に仕切りはなく、木の内装と白基調の広々とした店内には観葉植物もあり、ラーメン屋の雰囲気は皆無でどう見てもセルフサービスのカフェ。
厨房には頭にタオルを巻いたTシャツ姿のこわもてのおじさんは一人もおらず、タモ振って麺の湯切りをしてるのはエプロン姿の若い女性だし。
メニューもおしゃれカフェっぽいけど、値段の単位が「百円」なのでパッと見 いくらなのかわかりにくい。
注文カウンターでオーダーして、ベルが鳴ったら受け取りに行くフードコートスタイル。
WATER NOODLE “SEAFOOD" レギュラー830円也(税込)
醤油ラーメンに大きなホタテバターをトッピング。
コク深い醤油スープはおいしいのですが、スープ全体にホタテバターの味わいが強くなってしまう。
小麦の香りと食感のいい全粒粉の麺とか、なんか食べたことあるなぁと思ったら、
山陽道三木SAにある「世界一忙しいラーメン屋」の味そのまんま。
それよりもこの店一番の特徴は、器がどんぶりじゃなくビールのピッチャーぐらいあるマグカップで、ものすごく深い!
取っ手が付いてるラーメン鉢って見たことない。
こちらが一番ノーマルなWATER NOODLE。730円也。
水と醤油だけで作ったスープだそうですが、すごくコク深くてウマい。
深さのあるマグカップのような器なので、スープはレンゲを使うより取っ手を持って直接飲んだ方が飲みやすい。
ラーメン以外のメニューもカフェみたいで、ラーメンとプリンを頼んでるお客さんもいたり。
今回我々はラーメンと一緒に 濃厚MINIチーズケーキ もオーダー。280円也。
ちょっとチーズケーキがこじんまりしてるように見えますが、食べてみるとすんごく濃厚で、ほぼチーズじゃないかと思うくらい。
むしろこれくらいの量じゃないと、くどくなってしまう。
チーズケーキにはやっぱりコーヒーと一緒に。
JINMENコーヒー HOT 350円也、ICE 380円也。
コーヒーはあっさりめで、食後のデザートと共にホッとするひととき。
おしゃれ感がすごいラーメン屋ですが、どうやらこの店は「人類みな麺類」の系列らしく、人類みな麺類で ジン メン なのかな?
この店のコンセプトは、女性がひとりでも入れるラーメン屋なんだとか。
どおりで女性のお客さんが多い訳か。
ざっと見渡したところ、お客さんは女性同士が6割、3割カップル、1割ベビーカー引いたファミリーといった感じで、男性同士の客はいない。
男性のおひとり様は一人だけで、半個室ブースみたいなテーブル席で勉強してた。
ラーメンを食べた後、デザートと共にカフェタイムに入り、ずーっと喋ってる女性グループも多い。
退店時、食べ終わった後の器は返却口へ持っていくルールで、この辺もカフェっぽい。
客に器を下げさせ分別までセルフでやってもらえれば、人件費も削減できそう。
ちなみに、系列店の「世界一暇なラーメン屋」のモニターにミスチルのライブ映像が流れてましたが、JINMENでもBGMにミスチルがずーっと流れていて、オーナーはミスチルが好きなのかも。
おしゃれだけじゃなく、しっかりラーメンもおいしいので、人気が出るのもわかります。
JINMEN
大阪市北区大深町4-20
グランフロント大阪南館B1F
営業時間: 11:00~22:00(LO.21:30、定休なし)