大阪のスパイスカレーといえばココは外せない『カシミール』@大阪・北浜
3回目のワクチン接種にわざわざ自衛隊の北浜会場にしたのは(記事)、嫌すぎるワクチン接種のご褒美として、普段なかなか行けない大阪のスパイスカレーの始祖と言われている『カシミール』へ行こうと思ったので。
「なかなか行けない」というのは、平日の昼12:00~夕方までしか営業していないだけでなく、その営業日でも何時からオープンするのか、そもそも営業するのかどうかは店主の都合で決まり、SNSもやってないので実際に店に行って店頭の張り紙を見ないとわかりません。
ネットにもオフィシャルの開店時間に行ってみたものの、開店時間が遅れることが書かれた張り紙の写真がたくさんあったり。
(↑Google検索で出てきたものを集めてます)
営業してても行列は必至で、店主がワンオペでやってるため、前の回(1回3人分まで)のカレーが提供されてはじめて次の注文を聞いてくれるというシステムで回転率が悪いことも行列に拍車をかけ、時間に余裕がないと食べられないという幻のカレー。
今回、ワクチンを打ったあと13:40頃に店に着くと、幸いお二人様1組待ち。
5分ほどして先客が案内されると、私も同時に呼ばれて入店できて超ラッキー。
先客がオーダーしてる間、味のある手書きのメニューを見て悩む。
スパイスカレーでよくある合いがけはなく、
(1)まずはベースとなるカレーを1つ選ぶ
(2)そのカレーに野菜をミックス(ミックスA)するか、もしくは野菜と卵をミックス(ミックスB)するかどうか
(3)ライスは白米か玄米か
をオーダーするシステム。
先客がオーダーしたあと、私のオーダーが回ってくる。
一度に調理できるのは3皿分なので3人単位でのオーダーで、あふれてしまったらこの3人分のカレーが提供されるまでオーダーはお預けということみたい。
カウンター越しに調理する様子を見てると、店主のスパイスへのこだわりをどことなく感じながら待ち時間を過ごせます。
今回オーダーしたのは、チキンカレー、ミックスB、玄米。1,200円也(税込)
初めて食べる噂のスパイスカレーは、しゃぶしゃぶな液状のルーが皿からこぼれんばかりに盛られてる。
スパイスが調和しすぎてるのかものすごくマイルドで、辛さで汗が吹き出してくることもなく、薬膳カレーみたいな優しい味わい。
たまにクセのあるスパイスの粒が当たると香りが口の中に広がりますが、刺激を求める人には向いてないと思う。
私が食べてる間にお客さんが入れ替わり、次の3人分の調理中に店を出ます。
食べ終わって店を出た頃、口の中がめちゃくちゃおいしいスパイスの後味に包まれたのにはビックリしました。
カシミール
大阪市中央区東高麗橋6-2
営業時間: 火~金 12:00以降(土日月曜定休)