BMW530eのメーカーオプションあれこれ
ウチの530eはG30後期モデルですが、買う時にメーカーオプションの名前を見ても内容がよくわからず、ディーラーの営業氏もはっきりわかってないようで苦労しました。
そこで、実車が来たのでメーカーオプションの様子をまとめてみます。
まずはBMWを買う人はほぼ選ぶであろうM sportは、バンパーやグリル、ドア回りが専用デザインに。
まあ、M sportの内容はよく知られてるので他所におまかせするとして、後期モデルになりヘキサゴンリングがなくなったり、ライト周りを中心に見た目も少し変わりました。
テールランプのデザインも大きく変わり、ウインカーの位置がブレーキランプの下になり発光部も細くなったり。
BMWってマイナーチェンジのことをLCIと言うらしく、後期モデルのことを「LCIモデル」と呼ぶらしい。
ドライブアシスト用のカメラも3眼になり、カメラ自体も小型化。
セットオプションの『イノベーションパッケージ』に付いてくるBMWレーザーライト。
ハイビームの光源に指向性の高いレーザーが使われていて、カタログによると最長650mまで照射するらしい。
確かにハイビームは明るく、高さ方向にも照らしてくれる。
動画ではわかりにくいかもしれませんが、法面にロー/ハイで照らしてみると特に中心部が明るい。
オートハイビームにしておくと、ベンツよりも積極的にアダプティブヘッドライトが働き、高速道路の中央分離帯の高さギリギリまで照射し、対向車が来たら反対車線へ光が漏れないように下げる動きをする。
カットラインもきれいに出て、できるだけ照射範囲を広げるようにしてくれる。
イノベーションパッケージにはジェスチャーコントロールもセットになってますが、これはオフにしてます。
ハンドルの手元にオーディオコントロールスイッチもあるし、指で操作する意味があまりなくて。
さらに実際あったのは、助手席に乗せた人がしゃべる時に人差し指を立てて動かすクセがあり、クセが出て指を動かす度にオーディオのボリュームがズーン↑と上がり、慌ててボリュームを下げてもしばらくして再びクセが出て、ボリュームがズーン↑と上がる繰り返しになったことがあったし。
イノベーションパッケージのワイヤレスチャージングは、半導体不足の影響で付かなくなりました。
別オプションのサンプロテクションガラスを付けたので、リア側がプライバシーガラスに。
本来、サンプロテクションガラスは単品では付けられず、電動ガラスサンルーフとharman/kardonサウンドシステムが一緒になった『セレクトパッケージ』のセットオプションを選ばなくてはならないのですが、この車はサンルーフなしでサンプロテクションガラスが付いてるという仕様。
ホントはサンルーフは要らなかったけどセットオプションなので仕方なくサンルーフ付きで発注したものの、その後、サンルーフに雨漏りの問題があり、対策できるまではサンルーフなしでもサンプロテクションガラスが付けられるようになったので、こんな仕様が出来あがった次第(記事)。
セレクトパッケージのharman/kardonサウンドシステムは付けてます。
カタログの仕様は、464W、16スピーカー、9チャンネルサラウンド。
イコライザーの設定ができます。
ただ、イコライザーの設定がドライブパフォーマンスの走行モードごとに設定されるので、SPORTモードでイコライザーを設定したのにHYBRIDモードにしたら設定されていない、ってことになる。
なので、走行モードごとに同じ設定をせなあかんのが面倒だわ。
『エクスクルーシブ ナッパレザーパッケージ』に付いてくるフロントアクティブベンチレーションシート、フロントコンフォートシート、エクスクルーシブナッパレザーシート。
どうしてもシートベンチレーションは欲しかったので付けましたが、その代わり、M sportに付いてくるスポーツシートは非装備に。
シートベンチレーションのスイッチは、静電式のエアコン操作パネル内にシートヒーターのスイッチと並んで設置。
電動シートのスイッチ類はシート下側面にありますが、手探りで操作する場合、どのスイッチを触るとシートのどこか動くのかがわかりにくい。
そこで、シート設定表示をONにしておくと、今触ってるスイッチがどの部分なのかディスプレイに表示されて便利。
スイッチを操作しなくても指で触れるだけで画面に表示されます。
ただ、普段はこの表示をオフにしておかないと、例えばナビ画面を見ているときに助手席の人がスイッチに触れると画面が切り替わってしまい、かなりウザいことになる。
後席もナッパレザーになりますが、シートヒーターのみでベンチレーションは付かない。
スポーツシートは前席の背面部分反っていて、少しばかり後席の膝元を広げるような形状でしたが・・・
エクスクルーシブ ナッパレザーパッケージのシートベンチレーションのせいなのか、前席の背面が膨らんだ形になり、後席の膝元がやや狭くなる。
『エクスクルーシブ コンフォートパッケージ』のフロントマッサージシートは、S560よりもマッサージのメニューが多く、しかもベンツよりも効くし時間も長い。
運転してて眠たくなった時に使ってます。
シートメモリーボタンの横に、マッサージの起動ボタンと3段階で強さを表示。
4ゾーン オートマチック エアコンデョナーは、後席も左右別々に温度設定ができる。
ソフトクローズドアもセット。
他にもアラームシステムなどのオプションも付けましたが、主なメーカーオプションはこんな感じ。
ディーラーの営業氏いわく、5シリーズのM sportでコンフォートなオプションを付けてる車は少ない方なんだとか。