津山まなびの鉄道館へ行く ~その3~ タブレット閉塞機を操作する
今回、津山まなびの鉄道館へ行って個人的に一番楽しくてビックリしたのは、しくみルームで展示されている・・・
タブレット閉塞機!
タブレット閉塞機を展示してあるところは他にもありますが、ここでは2台のタブレット閉塞機を使ってタブレット取り出しの操作ができるのです!
操作方法は横にいてる係員の方に説明していただけるので、子どもたちがいなくなったタイミングを見計らって私も操作させていただくことに。
例えばA駅とB駅で閉塞させるとして、まずはA駅から電話で「列車が行きますよー」とB駅に連絡します。
次に、A駅の閉塞機の上に生えてる2本のレバーのうち送信レバーを引くと、B駅の閉塞機のベルが「チンチン」と鳴り合図が飛びます。
B駅では解錠レバーを引きっぱなしにすると、正面にある表示器(検電器)の針が「半開」の方に動く。
そのままレバーを引いた状態で、閉塞機下部にあるスライドを引き出すと、タブレットが乗った状態でスライドが半分だけ開く。
全部引き出せないのが重要らしい。
その状態でA駅の送信レバーを引くと、針が「全開」へ動き・・・
レバーを引いたまま閉塞機下部のスライドを手前に引くと、タブレットが出てきます。
真ん中に▲の穴が開いた金属の円盤がタブレット。
今どき「タブレット」といえば、ディスプレイをなでなでするコンピュータを想像して思わず「何インチ?」なんて聞いてしまいそうになりますが、昭和のタブレットといえばこれ。
タブレットを取り出したらスライドは、B駅で回収するまで収納できません。
取り出したタブレットをA駅で閉塞を走る列車に渡し、B駅へ。
B駅でタブレットを回収したら、閉塞機上部にあるスライドを引き出し、タブレットをはめて・・・
B駅の送信レバーを引くとA駅のベルが鳴り、A駅の解錠レバーを引くとB駅の半開だった下部スライドが収納され、上部に入れたタブレットがガチャン!と閉塞機内に落ちる。
するとA駅の全開だった下部スライドが収納できるようになるので、押し込みます。
これで次の操作ができるようになる。
説明を受けながら写真を撮りつつ操作してたので、一部違っているところもあるかもしれませんがご容赦を。
このタブレット閉塞機を操作するだけでも再訪してもいい。