秘境に架かる植物でできた原始的な吊り橋『かずら橋』へ行く
瀬戸大橋を渡って徳島県へ。
徳島の見どころをサクっと検索してみたら、私のようなインドア派には向いてないところばかりでしたが、アスレチック感覚で気軽に遊べる「かずら橋」へ行ってみることに。
と言っても、徳島県西部、祖谷(いや)の山の中にあり、高速からのアクセスが遠め。
国道32号線を南下し、徳島の代表的な観光スポット「大歩危・小歩危」も通り抜け。
国道32号線を走っている間、前に自衛隊の車が走ってたので、S560でオラオラ走りしてると勘違いされないようオートクルーズを車間距離を開けてセット。
あおり運転してると間違えられて、荷台の幌から銃口向けられたら怖いもんね。
で、ようやくかずら橋の駐車場へ。
周辺にはいくつか駐車場があり、車で近づくと手招きされますが、一番ちゃんとしてそうな観光施設「かずら橋夢舞台」の大型駐車場へ。
観光地にありがちですが、こういうちゃんとした駐車場が一番料金が高い。
車を止め、売店などが入った館内を通り抜けてかずら橋へ行けるという、商売気高めなレイアウト。
かずら橋を簡単に説明すると、木をツルで結んだつり橋。
環境に優しい植物素材でできており、ヴィーガンな方でも大丈夫!
テラスから下を流れる川をのぞくと大きくとがった岩がゴロゴロしている。
商業施設を通り抜けて坂を下っていくと、かずら橋の渡り口へ向かう「祖谷渓大橋」を渡ります。
かずら橋は一方通行なので、一旦祖谷川の対岸へ。
橋の上から、かずら橋が見える。
みんな両手で欄干を握り、へっぴり腰で渡ってる。
反対側を見ると、さっき車を止めたかずら橋夢舞台が見えますが、まさに渓谷に杭を打って平地を作ったのがわかる。
橋を渡った左側にカフェがあり、ここの駐車場がかずら橋渡り口まで一番近いやん。
林の中を進むと、かずら橋の料金所へ。
かずら橋を渡るには大人550円要りますが、3年ごとに架け替えたり維持管理するための費用と思えば妥当な線かと。
人が渡る通路部分は、木の角材をツルで縛ってはしご状に固定してるんですが、所々固定してるツルが切れているという(;゜0゜)
初めて渡るには少々勇気と覚悟が要りましたが、一歩進みはじめると・・・
コッワ!(;゜0゜)
橋の踏み板は、小柄な人なら十分足を踏み外せるほどのすき間があり、下を流れる川の濁流がまる見えで、人が歩くとよく揺れる。
それでも、意地で欄干部分は絶対に片手でしか持たないように、かつ、へっぴり腰にならないようにして渡る。
ただ、頼りのツルがあちこち切れているという。
渡りはじめは怖かったけど、半分ぐらいまで行くとだんだん要領がわかってきて、リズムを取って行けば割とすいすい渡れるように。
さっき渡った祖谷渓大橋。
ただ、橋の中央が一番揺れるので、写真を撮るときはバランスを崩してスマホを落とさないように細心の注意が必要。
後半部分はリズムを取りながらすいすいと渡れた。
かずら橋は、アスレチックとは違いヘルメットもハーネスもない体験型アクティビティですが、保護具がないので他では味わえない恐怖感が味わえます!