上海の街並みが変化して、アレがなくなる
上海から帰国の途へ。
今回は全く街ブラをしなかったので、空港までの車中から街の様子を見る。
上海のランドマーク、東方明珠塔。
「ザ・上海」という陸家嘴は高層ビルが立ち並ぶ金融街。
高層ビル街を動画で撮ってみた。
2年ぶりに上海へ行ってみると、一番の変化はシェア自転車がなくなったこと。
以前は街中自転車だらけで、歩道は自転車で占拠されていましたが、台数が増えすぎて公害問題にまで達してしまい、今や影も形もなくなったという。
信号機もオシャレになっていて、横断歩道用の信号機の側面に、直交する車道用の補助信号が付いてたり。
↑横断歩道の終端にある信号機の側面が赤いバーになっていて、赤信号の時間を表示している。
↓車道用の信号が青になると横断歩道用信号の側面も青くなり、青信号の時間をバーの長さで表示。
最近は少しバブルの終焉も噂されるようになりましたが、上海市内のマンション群は、1部屋2億円では買えないぐらいに不動産価格が高騰しています。
この15年で給料が10倍になった労働者がザラにいる上海では、東京都内のタワマンなんて激安物件に見えてしまうので、投資目的の中国人が買い漁ってます。
市内を走る車も様変わりしてしまい、15年前はVWサンタナかビュイックだらけでしたが、今ではドイツメーカーの車ばかり。
レクサスなんて安っぽく見えるなぁと思ってたら、上海人いわく「レクサスはちゃんと輸入してるけど、今中国を走ってるドイツ車は全部中国製だし」と、今でもMade in Chinaは中国人には格下に見られてるらしい。
上海ではナンバープレートの発行数を制限していて、ナンバーを取るには月1回の入札で落札しなければならず、最近の落札価格は130万円ぐらいです。ナンバー代だけで。
電気自動車やハイブリッド車が付ける緑グラデーションのナンバーは取りやすいので、急速に増えてます。
左から3桁目がDなら電気自動車、Fならハイブリッド車。
でも、中国ではまだまだ石炭発電が多いので、発電でかなり二酸化炭素を排出してるけど。