上海のアホな謎警官のせいで高速道路は大渋滞
上海で泊まったホテル『上海虹桥郁锦香宾馆』の部屋から外を眺めると、眼下には都市高速が通っており、世界最大クラスの自動車市場に相応しくたくさんの車が走ってます。
ちょうど、東西方向に走る3車線の延安高架路に、南北方向に走る内環高架路からの分岐線が合流する場所が見えます。
朝起きて窓の外を見ると、すでに通勤ラッシュが始まっているようでしたが、まだゆっくりと流れてました。
その後朝食を食べに行き、再び部屋に戻って窓の外を見ると、内環高架路から延安高架路への合流路が大渋滞。
よく見ると1台のパトカーが止まっていて、警官が合流路を通る車を全て止めてます。
しばらく見ていると、事故が起きた様子もないし、交通規制してる様子もないし、合流地点でスムーズに流れるように誘導してる様子もなく、延安高架路の本線は流れてるのに合流の車をただただ止めっぱなしで5分以上放置。
しばらくすると気が向いたように車を数台通し、また止めて3分以上放置するということを繰り返す。
この日はなんでこんなことしてるのか謎なまま、たまたま何かあったのかも?と思いながら、部屋を出なくてはならない時間に。
そして次の日・・・
同じような時間に外を見ると、前日の変な警官はおらず、合流地点でも混むこともなく順調に流れてました。
今日は謎警官がいないな、と思って朝食を食べに行き部屋に戻ってみると・・・
うわ、また謎警官がおる!
しかも二人!
今度は、南からの合流路は規制せず、北からの合流路だけ通せんぼ。
しばらく様子を見ていると、2車線が1車線に合流するところで、左車線を5~6台通したら止めて、少し間を空けて今度は右車線を5~6台通し、次に左車線・・・ということを繰り返す。
自己主張が強すぎる人民たちは ”ゆずりあい” ということをしないのですが、混雑を和らげるのなら1台ずつ交互に入って車が停止しないようにするのが常識というもの。
それを面倒くさいのか5台ぐらいまとめちゃうもんだから、結局STOP & GO を繰り返して、何の混雑緩和にもならないという。
しばらく見ていると、気が晴れたのか謎警官はパトカーに乗り込み颯爽と立ち去り(2:53頃)、せき止められていた車列は徐々に短くなっていく。
謎警官が立ち去り約13分後、謎警官渋滞は解消(3:28頃)。
渋滞の車列が短くなり渋滞か解消する瞬間が見られて面白かった。
これを上海人C氏に見せたところ「自分が見えるところでしか判断しないアホ警官がいるから渋滞が起こるんだよ。その警官一人のせいでどれだけの人が迷惑してると思ってんだ!」と憤慨しておりました。