博多駅から特急みどりでJR最西端の佐世保駅へ&車内の自動ドアの不具合を修理
伊丹空港から福岡空港へ飛び、その足で博多駅へやって来ました。
博多からはJRで佐世保へ向かいます。
博多9:32発、特急みどり15号。
早岐駅まではハウステンボス15号と併結。
885系は、ノーズにソニックの「S」のエンブレムが生えてるのが何度見てもカッコいい。
博多駅を発車するところをお見送り。
783系は乗降ドアが車両中央部にあり、真ん中から前後に客室が分かれているのが特徴。
車内に入るとデッキを境にA室とB室に分かれており、自分がどちら側の客室なのかを見つけ出す能力が問われがち。
そんなことを意識せずに乗り込んで前の人について行ったものの、2択をミスって別の客室へ行ってしまいデッキへ戻る人と、後ろから新たに乗り込んでくる人が交錯していて流れが悪くなっており、このような造りがいいのか悪いのか。
JR九州の特急はエンブレムが多めですが、みどりにも森をイメージしたようなエンブレムが付く。
なんかゴルフ場のシンボルみたいで、これのグリーンマーカーないかな?
5号車の半室はグリーン車になっており「みどりのグリーン車」。
783系といえば以前、前を走っていた貨物列車の機関車が故障して立ち往生してしまい、後続の783系が乗客を乗せたまま何百トンもある貨物列車を後ろから押し込んで救出したことがあり、マニアの間では「貨物列車も押せる特急」と伝説になってます。
今回やって来たのもCM12編成じゃないか!
貨物列車を救出した貴方にお目にかかれて光栄です!
そんな尊敬の思いで乗り込むと、普通車指定席はダークグレー系の落ち着いた雰囲気。
JR九州の特急列車にしては、ごくありきたりなシートに見えてしまう。
デッキと反対側の車両末端はフリースペースになっており、営業していない自販機が飾られている。
今回、車両最後尾の席を取ったんですが、フリースペースへの自動ドアセンサーの調子が悪いのか誰もいないのにドアが開いてしまい、熱気が入ってきて暑いのなんの。
通りがかった車掌に伝えると、雨の日はセンサーが過敏に反応してしまいがちだそうで、床の水気を拭いたりしてあれこれ処置してましたが、結局、パウチされた白い紙をセンサー直下に置いたら閉まるように。
ただ、駅に着いて乗客が通る度に白い紙作戦の効果がなくなってきて、また開きっぱなしになるという。
そこで、天井にある2カ所のセンサーをティッシュで拭いてみたところ・・・
うわ、めっちゃ汚いやん!
ティッシュが真っ黒になるくらいに汚れていたのできれいになるまで拭いたところ、それ以降、不具合は起こらずにドアはちゃんと閉まり、人が来た時だけ開くように。
結局、センサーが汚れてただけちゃうん?
なので、白い紙作戦も終了。
その後、通りがかった車掌に修理完了したことを伝えました。
今回のみどり15号、博多駅を出発する時には座席は半分ぐらい埋まってましたが、新鳥栖でほぼ満席に。
佐賀駅までは博多から40分前後なので、これなら新幹線はいらんよな。
未だ見通しが立たない西九州新幹線ですが、開業により不便になった北陸新幹線の二の舞にはならないよう願うばかり。
武雄温泉駅では、新幹線の対面ではなく在来線側のホームに到着。
早岐駅でハウステンボス15号を切り離したあと、スイッチバックで逆向きに走って11:27、佐世保駅に到着。
佐世保駅到着前に再度車掌がやって来て、自動ドアの件で改めてお礼の言葉をいただきました。
とても丁寧で律儀な車掌さんでした。
これで、JRの東西南北の端っこ駅へ全訪問達成!
JR最東端の駅は日本最東端の東根室駅。
なんか最近、東根室駅が廃止されるかも?みたいな話が出てましたが。
ちなみに、日本最南端の駅は、沖縄のゆいレールの赤嶺駅、日本最西端の駅は沖縄ゆいレールの那覇空港駅です。
佐世保駅からは、日本本土最西端の駅へ向かいます。