礼文島・香深港からハートランドフェリーで利尻島・鴛泊港へ
礼文島での滞在時間5時間ほどで、香深港からハートランドフェリーで利尻島・鴛泊(おしどまり)港へ渡ります。
礼文島に着いてすぐに利尻島への乗船券を買いましたが、鴛泊港までの乗船時間は1時間もないので2等自由席にしてました。
ところが、出発30分前にフェリーターミナルへ行くと、乗船口にかなりの人が並んでる。
こんなたくさんの人が利尻島へ行くの?と思いきや、この便は利尻島を経由して稚内へ行く船で、ほとんどが稚内に向かう人でした。
稚内から礼文島へ渡る時に2等の混みっぷりを見てるので、こりゃたまらん!と慌てて窓口へ行き、差額を払って1等指定席に変えてもらう。
元の2等自由席「乗船券」の上から、1等の「座席指定券」をホッチキスで止めてます。
分厚い座面と背もたれで、色目が500系新幹線のグリーン車みたい。
この日は桃岩荘の今シーズンの営業前日だったのでお見送りはなかったけど、営業中は元気のいいお見送りがあるらしい(YouTube情報)。
利尻島は利尻富士以外の陸地がほとんどなく、まさに「利尻富士の島」といった感じ。
利尻富士は角張った単独峰で、ヨーロッパの山のような雄大さがある。
礼文島を出て利尻島に近づくと利尻富士がだんだん大きくなり、なかなかの迫力。
アイヌ語で「小さな島」という意味のポンモシリ島が見えてくる。
利尻島の移動の足にトヨタレンタカーを予約してたんですが、スケジュールの都合で利尻島の滞在時間は1時間しか取れず、レンタカー屋の方から「この便から来る人からの予約が多く、手続きの順番待ちで時間が掛かったら悪いので、できるだけ早くフェリーを下りてきてください!」と言われたので、早めに下船口に並ぶことに。
到着10分前に下船口へ行くと、すでに早く降りたい人がいっぱい並んでるし。
大好きな着岸の様子を見ないまま、14:08、下船口のゲートが開いて一斉にスタート!
ただ、早く降りたいライバルたちは競争する気はないようで、その間を縫って早足で抜けると、フェリーターミナルの出口にはトップで着く。
利尻島・鴛泊港のフェリーターミナルは「海の駅おしどまり」という名前が付いてる。
利尻島まで運んでくれた「サンプリア宗谷」。
朝、稚内港を発つときに向かいの岸壁に係留されてた船ですね。
フェリーターミナルの向かいにトヨタレンタカーがあり、無事、1着でゴール。
利尻島を巡れる時間は1時間ほどなので島を1周することはできませんが、最低限行きたいところに寄ってみます。