礼文島名物、ほっけのちゃんちゃん焼きを食べる『炉ばた ちどり』@北海道・礼文島
礼文島でお昼を食べようと向かったのが、香深港フェリーターミナルから徒歩5分ほどのところにある『炉ばた ちどり』。
去年、礼文島を訪れた友人から、ここの『ほっけのちゃんちゃん焼き』を強く勧められたので。
店の扉を開けるなり焼き魚の煙が充満して白くなってましたが、そこへ飛び込む。
店内はカウンター席とテーブル席が4卓、座敷が2卓ありますが、焼き魚ができるのはテーブルに炭火焼きの網が備わる座敷2卓とテーブル席2卓のみ。
店に入ると最初に「焼き魚を頼むのか、それ以外を頼むのか」を聞かれ、焼き魚以外のメニューを頼むならどの席でもOKですが、焼き魚を頼むなら網が備わる席が空くのを待つか相席しなければなりません。
焼き魚を頼むことを伝えるとしばらく待つように言われ、10分ほどで炭火焼きの網のある座敷に案内される。
すでにテーブルの炭がチンチンに温まってるので、座ろうとした時点で輻射熱で熱い。
ほっけのちゃんちゃん焼き定食(税込1,600円也)を頼むと、まずは味噌とネギが乗った生のホッケが出てきて、テーブルの網で炭火焼き。
ホッケに火が入り少しずつ焼けてくると、焼ける音とともに白煙が上がってくる。
10分ほど経って尾ひれの方から焼き上がった頃、お店の方が来て食べ方を説明していただく。
焼けてない部分は身がほぐれないけど焼けると身がほぐれるので、身がほぐれたら味噌とネギを少し取って絡めて食べる。
ホクホクで激うま!( ´艸`)
これはもう、新鮮な生のホッケがあるから成せる技。
食べてる間にだんだん頭の方まで焼けてきますが、その間ずっと煙がモクモク上がるので目はシバシバするし炭火は熱いし、バーベキュー感覚で食べる。
私は普段、焼いたホッケは皮も骨も全て食べるので何も残らないのですが、網にこげた皮がこびりつくので皮を食べ切ることができなかった。
食べ終わる頃には人間の方も燻しあがり、自分の体から焼き魚の香ばしいにおいが放たれるし、店を出てからもしばらく目のシバシバが収まらない。
それでも、礼文島に来たら食べておいて損はない逸品です。
炉ばた ちどり
北海道礼文郡礼文町香深村字入舟1115ー3
営業時間: 11:00~20:00(定休なし)