PAOのブレーキランプが消えなくなり、自分で修理
猛暑だった去年の夏、灼熱の中をエアコンが貧弱なPAOに汗だくで乗ってたんですが、ガレージに入れエンジンを止めて車から降りると、なんとブレーキランプが点きっぱなしじゃないか!
え~なんで~
と思いつつ、もう一度運転席の足元を見ると、ドロップ飴が割れて溶けたようなカケラが!
カケラを集めてみると、何かの樹脂の部品が割れて落ちたものみたい。
運転席の下からブレーキペダルをのぞき込むと、ブレーキペダルの根元の方にブレーキランプのスイッチを押すラバーが付いてるはずですが、このラバーがなくなっており、ラバーの取付穴と付いていた跡が残っている。
ブレーキランプは、異常が起こったら安全側に作動するフェールセーフが取り入れられており、ブレーキランプのスイッチはONの状態でランプへの電気が止まり、OFFの状態でランプに電気が流れるようになっていて、
・ブレーキペダルを離す → スイッチON → ランプOFF
・ペダルを踏む → スイッチOFF → ランプON
というように動作し、もしスイッチが故障した時にはランプが点かないのではなく、ランプが消えないようになってます。
ブレーキペダルを踏んでいない時、通常はブレーキレバーとスイッチとの間にあるラバーがスイッチを押し続けているのでブレーキランプは消灯しますが、このラバーが脱落してしまいスイッチを押せなくなったのでランプが消えなくなったという。
このままではバッテリーがあがってしまうので、修理するまではストップランプのヒューズを抜いてランプが点かないようにしておきます。
このブレーキスイッチを押すラバーが経年劣化で割れるのは旧車あるあるなのですが、とりあえずディーラーで部品を発注。
品番:46512-H0101 ラバーストッパー。税込550円也。
緑色の透明感のあるラバーで、返しの付いてる方をブレーキペダルの穴にはめ込む。
穴にはめ込もうとしても少々かたいので、周りから順番に穴に押し込むようにするとスコッとはまる。
新品のラバーを取り付けると、ブレーキペダルを離した状態でラバーがスイッチを押し込むのでランプが消える。
一人ではブレーキランプが正常に点灯/消灯しているか確認できないので、スマホで動画を撮影して確認。
無事、ブレーキランプが正常に点灯/消灯してるようなので、これで修理完了。
今回は大した故障じゃなくてよかったけど、古い車には不具合は付きものですな。