日本最北の地下鉄、札幌市営地下鉄に乗る
せっかくノープランな札幌の夜ですが、乗り鉄的には夜の街よりも地下鉄に乗りたい。
という訳で、地下鉄南北線のさっぽろ駅へ。
札幌の地下鉄は一般的な鉄道とは違いゴムタイヤで走るので、線路は新交通システムみたいに2本の走行路面の中央にガイドレールがある。
そのせいか、ホームはほんのりゴムのにおいがする。
地下鉄の車両自体は大きめですが、車内はミニ地下鉄みたく肩の部分が斜めになっており網棚がない。
札幌地下鉄の特徴でもある地上高架部分の雪よけシェルターを見たいと思い、さっぽろ駅から終点の真駒内駅へ行くつもりでしたが、よく考えると夜だと暗くて地下でも地上のシェルターでもほとんど変わらないだろうし、急遽次の大通駅で下車。
真駒内行きの列車を見送る。
ホームの行先案内の列車接近表示は、列車の位置が変わる度に「ピンポーン!」と音が鳴るのが少々やかましめ。
東豊線はタイヤが走る路面に鉄板が敷かれており、ガイドレールのある中央部もカバーされている。
ゴムタイヤでは走行中に「ガタンゴトン」という音もないし、カーブで「キーン」とレールが擦れる音もなく、とても静か。
狭いトンネルを走る地下鉄では、騒音が抑えられているだけでとても快適。
ワンハンドル式の運転台はアナログメーターはないようで、計器は全てモニター化。
見た目にはわからないけど座面が通常より低く、私が座ると膝が上がり気味になり、なんか昭和の風呂屋の洗い場にあったケロヨンのイスに座ってる感覚に。
背が低い嫁さんいわく、普通の電車では座るとかかとが浮くけど、この車両は足がベタっと付くそうで。
この栄町駅は、日本最北端の地下鉄駅。
この日、本来は日本最北端の鉄道駅へ行くつもりでしたが行けなかったので(記事)、最北端の地下鉄駅へ行ってみた次第。
ここから再びさっぽろ駅へ戻りますが、東豊線なら乗り換えせず11分で行ける。
札幌地下鉄も交通系ICが使えますが、大通駅と栄町駅ではちゃんと改札を出て清算してるので念のため。
ちなみに、日本最東端の地下鉄駅も札幌にある東西線の新さっぽろ駅ですが、この時すでに夜も遅かったので行くのはやめました。
またの機会に残しておこう。