北海道最南端の白神岬へ行く
新函館北斗から車を走らせ、北海道最南端の白神岬へ。
海底下の列車のひびき聞こえ来て白神岬はさざ波の列 と書かれた歌碑が立ってますが、青函トンネルは白神岬の真下ではないものの近くを通っている。
あなたは今北海道最南端に立っております と記されてますが・・・
北海道の最南端は、本州最北端の大間崎よりも南にあります。
逆からいうと、北海道の最南端より本州最北端の方が北にあるということで。
ただ、本州最北端の大間崎は観光地らしく商店もあったりバス停直結で訪問客も多いのですが(記事)、白神岬は最寄りのバス停から徒歩で30分以上かかるので車でなければ行きにくく、商店もないし人もいないという。
国道沿いに建つ白神岬の看板は、塗装が剥げて錆も出て傷みが激しい。
北海道側の白神岬と本州側の竜飛岬は19.2km離れているのですが、この地図も色が抜けて傷みが激しい。
上が南になっている珍しい地図。
北海道最南端の石碑を中心に360度見渡してみる。
この日は風も強く寒かった。
本州最北端の大間崎は砂利浜で波打ち際まで行けましたが、北海道最南端の白神岬は崖になっており、国道も崖に沿って通っている。
どうもかつては階段に手すりがあったような跡が。
海の塩分で手すりが錆びて朽ちてしまった様子。
階段の下には、錆びてボロボロになった手すりの一部のようなものが落ちてるし。
看板だけでなく安全に関わりそうな手すりも朽ちてしまうほど手入れがされてないので、やっぱりここへ来る人は少ないみたい。
階段を降りると、砂利のような細かい石とせり上がったような岩がある。
最南端の石碑から更に南へ行けそうでしたが、端の端まで行くのはやめておく。
津軽海峡の海の色は沖縄の透き通った青い海とは違い、黒くて不気味さや寂しさもあったりして、やっぱり演歌が似合う。