札幌から特急北斗で新函館北斗へ
のっけから予定が狂ってしまった今回の旅路ですが、札幌で一泊したらオンスケジュールに。
札幌8:43発、特急北斗6号函館行きに乗車。
次発の「特急カムイ」ってカッコいい名前やな。
普通に買うと乗車券と指定席特急券で9,440円(乗車券6,270円、特急券3,170円)のところ、えきねっとの「列車限定割引トクだ値40(乗車券つき)」で買うと4割引きの5,660円になり、かなりお得に。
本州の人間は北海道の広さを過小評価してしまう傾向にありますが、札幌と函館間は300km以上離れており、特急でも4時間近く掛かります。
側面の行先表示はドットが少し粗めなので、抜き文字にすると見にくいような気がするんですが。。。
側面窓は、JR東日本の特急用車両みたいに座席2列で1面のガラス窓の真ん中に日よけのレールが付いているタイプですが、車窓を堪能するために前を広くしたかったので、予約する時にシートマップを見ながら窓の後ろ側になるように11列目を取ったところ・・・
隣のホームにJR北海道の通勤型電車731系が止まってましたが・・・
前面窓に傾斜が付いているけど貫通扉は垂直に切り立っているので、鼻筋が通った感じに。
さて、北斗6号が札幌駅を発車すると、距離が長く停車駅も多いだけにアナウンスも長め。
この261系はディーゼル車なのに電車並に加速がよく、車体を傾斜させてカーブでも速く走れて乗り心地もいい。
車内の案内板に次駅が表示されてますが、次駅までの距離も表示されたり・・・
この先、エゾシカなどの野生動物が多数出没する区間を走行するため、やむを得ず急ブレーキを使用する場合があります、というアナウンスもあったり、いかにも北海道らしい。
駒ケ岳の噴火によってできた大沼など、いろんな景色が眺められて楽しい。
森駅を発車して駒ケ岳が近くに見えてくると、車掌による駒ケ岳の案内が流れます。
駒ケ岳の縁に差し掛かると勾配とカーブがきつくなり、枯れ木の林が広がる。
大沼公園駅到着前には、車掌による大沼公園の案内も流れます。
ここまで連れてきてくれた北斗6号をお見送り。
札幌から3時間40分も座ってると結構お尻が痛くなってきましたが、北海道ならこれくらいの乗車時間は普通なんでしょうな。
新幹線が札幌まで開業したら所要時間が1/3程度になるそうですが、並行在来線問題も気がかりに。
切符には下車前途無効と書いてあるのでてっきり改札で回収されるのかと思ったら、改札機につっこんだ切符が出てきた。
記念に持って帰ろう。
駅構内にはカフェがありましたが「41°GARDEN」っていい名前やな。
たぶん北緯41度ってことかなぁと思ったんですが、西日本に住んでると北緯41度はあまり経験できないので。
ここからレンタカーを借りて、先を急ぎます。