今回で乗り納め?小豆島・草壁港から内海フェリーで高松港へ
小豆島を満喫したあと、内海(うちのみ)フェリーで高松へ渡るために草壁港へ。
神戸港からジャンボフェリーで小豆島へ来た時には、出発45分前でも乗船待ちの車が30台ほどあったので(記事)草壁港には1時間前に行ったところ、まだ誰もおらずチケットも販売開始前。
出発30分前からチケット販売が始まり、ネットで予約した時に送られてきた「予約確認書」と車検証を持って窓口へ。
すでに神戸港で高松行きの乗船券とセットになった瀬戸内マイカースルーきっぷを買っていたので、ここでの支払いはなし。
出発20分前に、高松から到着したフェリーのランプウェイが展開される。
車に乗って待っていると、フェリーからロードスターが降りてきたんですが、ドライバーさんとしっかりと目が合ってしまったので、お互い軽く手を振って挨拶。
ロードスターは、単にすれ違っただけでも仲間意識が出るのがいい。
出港する様子を見ようと最上階のデッキへ上がってみたところ、夕陽に照らされた町に島の生活感があっていい雰囲気。
後から知ったんですが、内海フェリーはコロナの影響で赤字に陥ったため今年8月に両備グループの国際両備フェリーの子会社となり、2021年3月末で草壁港を発着する航路は休止され、草壁港から8kmほど西の池田港を発着する国際両備フェリーの航路に統合されるらしい。
ということは、草壁港を出発する船から眺める町の景色も見納めだったのかも?
香川県内から出た廃棄物の最終処分場で、埋め立て面積は10万平米。
大阪府に関西空港ができたせいで一番面積が小さい都道府県になってしまった香川県ですが(ソース元:桃鉄)、この広さの埋め立て地では最下位返上はできないようで。
草壁港を発ったこの船「ブルーライン」は、今年10月に4代目として就航したばかりの新造船。
どおりであらゆるところが綺麗だわ。
デッキには、乗客への注意事項が掲示されており、その中で汽笛または非常ベルの鳴らし方に意味があることが書かれていますが、これを知ってる乗客はどれくらいいるだろう?
客室はボックス席を中心に、船首には椅子席も。
「草壁港 下船口」の表示も来年には変わってしまうかも。
小豆島を離れると、この日は風がとても強く瀬戸内海にしては波も高め。
「ドン!」という音とともに揺れもあり、デッキに出ると霧状になった水しぶきが飛んでいて・・・
16:30に高松東港を発ち、小豆島坂手港を経て神戸港へ向かうジャンボフェリーの「こんぴら2」とすれ違うころ・・・
17:20に高松港を出て土庄港へ行くオリーブラインの「しょうどしま丸」と入れ替わりで・・・
瀬戸大橋が開通するまでは、四国と本州を結ぶ宇高連絡船などで賑わっていましたが、今は「サンポート高松」として再開発され、岸壁にはイタリア料理のレストランも。
風が強く波が高いせいか、岸壁との間隔が狭まってくると波しぶきがすごい。
小豆島草壁港から1時間15分の船旅でしたが、この航路は今回で最初で最後なのかも。