神戸からジャンボフェリーで小豆島へ ~その1~

 乗り物@船ジャンボフェリー,香川県,兵庫県

時はコロナが再拡大する前の10月、ロードスターで小豆島へ行ってきた。

小豆島へ行くフェリーは、日生、姫路など数カ所から発着してますが、今回は神戸港からジャンボフェリーに乗ることに。


出発時刻の45分前に神戸三宮フェリーターミナルへ行くと、すでに乗船待ちの車が予想以上に並んでおり、係員から30番の紙をもらう。

車を止めたらターミナルビルで乗船券を購入。8:00発の小豆島経由高松ゆき。

乗船券はネットで予約していて、さらに指定席を電話で事前予約していたので、窓口でそれぞれの予約番号を伝えるだけ。

乗船券は神戸ー小豆島・坂手港への片道分と、小豆島・坂手港もしくは草壁港ー高松への片道分がセットになった「瀬戸内マイカースルーきっぷ」を買う。

瀬戸内マイカースルーきっぷは普通車の航送料金+運転手1名分が11,980円、同乗者分が1人2,200円、これに加えて土休日料金が1人500円なので2人で1,000円、指定席料金が1,000円で、合計16,180円也。

車に戻り、乗船が始まるまで待っていると、端の車から動き出す。

今回乗るのは、ジャンボフェリーの「りつりん2」

船首側から車両下甲板へ乗り込む。

誘導に従い車を止めると輪止めが置かれ、サイドブレーキとギアを1速に入れておく。

一番近い階段を上がると、船尾側の車両上甲板に出た。

この日は上甲板には車は積まれませんでしたが、ここまで車が入ると、客室は相当混み合いそう。

車両甲板のサビがすごい。

1Fエントランスから2F客室へ行く階段では、サーモカメラで乗客の体温チェックが行われていた。

2F前方のイス席は事前予約専用の指定席になってますが、予約が埋まらなかった席は自由席になるという。

ただ、予約済の席かどうかをどうやって識別するんだろうと思いつつ、予約したボックス席へ行ってみると・・・

「予約席」と書かれた小さなバリケードが置かれていた。

なるほど、これなら予約席ってわかるわ!

指定席は事前に電話予約しなければなりませんが、2人掛けのリクライニング席と、リクライニングはしないけど4人掛けでテーブルのあるボックス席のどちらかを選べたので、ゆったり座れるボックス席に。

出発時刻が近くなってきたので、屋上の展望デッキへ上がってみる。

海からの眺めは地上から見るのと違ってなんか新鮮。

向かいの桟橋には、宮崎から来たこうべエキスプレスが停泊中。

すでに旅客用の通路は閉じられ、そろそろ出発時刻の8:00。

でも、まだ係船ロープを外す雰囲気はない。

ターミナルビルを見ると白いアルファードが止まっており、すでに出発時刻ですがどうもこの船に乗るみたい。

やっぱりアルファードが乗り込んできた。

すると、岸壁の係員がロープを外して・・・

神戸港出港!

岸から離れる前後の様子は、何度見ても面白い。

離岸の様子はこんな感じ。

小豆島坂手港まで、3時間20分の船旅のはじまり!

岸から離れ後退すると、回頭して神戸港の出口へ。

港・神戸を代表する建物群が遠ざかっていく。

港の中では・・・

時速15km、約8ノットで航行。

進行方向右手の三菱重工に、潜水艦が係留されていた。

神戸港の出口、和田岬を抜けると大阪湾へ。

よく見たら潜水艦は2隻だった。

さよなら、神戸!

東側を見ると、逆光でみえにくいのですが神戸空港があり・・・

離陸した飛行機が追い越していく。

神戸港を出ると、大阪湾を西へ。

須磨から垂水の街並みを眺める頃には・・・

スピードは時速26km、約14ノットに。

明石大橋もだんだん近くなってくる。

今回、神戸からフェリーに乗ろうとしたのは、明石大橋をくぐりたかったから。

淡路島の岩屋~明石を結んでいたたこフェリーに乗った時に明石大橋をくぐりましたが、それ以来。

この日は体が持っていかれるほどの北風が強烈に吹いていたので、風の音がすごい。

やっぱり橋の真下はちょっとテンション上がる。

明石大橋もくぐれたし、そろそろ寒くなってきたので船内へ戻ります。

自席からは船首方向の景色が見えますが、まだ行く手に陸地は見えない。

朝も食べてないので、船内で軽く腹ごしらえをしておこう。

つづく

 乗り物@船ジャンボフェリー,香川県,兵庫県

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