新型デミオはモンスターエンジン?
今日はクルマの話題。
今春にモデルチェンジする旧東洋工業謹製の新型デミオ、燃費がリッター30kmとなるらしい。
しかもハイブリッドではなく、ガソリンエンジンで。
ここで言う燃費とは10・15モード燃費、言い換えるとカタログ燃費なので、実走行の燃費はやっぱりこれより悪くなるでしょう。
実際の燃費がどれくないになるのか気になるところではありますが、数値次第ではホンダのハイブリッドが無用の長物になってしまう可能性も含んでいます。
「ハイブリッド」
という文言だけで大衆受けするのは間違いない訳で、マツダはハイブリッドの開発に乗り遅れたからガソリンエンジンの燃費向上を狙ったと言われるのも、また仕方のないことだと思います。
しかし世界を見たとき、特に成長著しいアジアを狙った場合には値段の高いハイブリッドより安いガソリンエンジンの方が売れる訳で、ガソリンエンジンの燃費をとことん突き詰めるのは間違いではないでしょう。
ハイブリッド車は、いつかバッテリーの交換が必要になってくるのも忘れてはいけません。
デミオの驚異の燃費をたたきだすエンジンは、なんと圧縮比14もあるらしい。
圧縮比14はガソリンエンジンの限界といわれているレベルで、レーシングカーでもこんな高圧縮比のエンジンは少ない。
ある意味、モンスターエンジン。
レギュラーガソリンで圧縮比を14まで上げると、普通ならデトネーションが起きてピストンが溶けるなんてことが考えられる訳ですが、それを可能にした一つの技術がタコ足排気だとか。
確かに、ガソリンの熱量のうち実際に運動エネルギーとして取り出してるのは約3割と言われているので、改善の余地はまだまだあるということなんでしょうか?
一説によると人間の脳も3割しか使ってないので、もっと使えるようになれば凄いぞ!なんて言われてたり。
ホントにこの燃費をたたきだせるのであれば、今のうちに株を買っておこうか!なんてね。