水素で走る燃料電池の都バスに乗る
先日、東京ビッグサイトへ行った時に東京駅から乗った都バスが、トヨタの燃料電池バス「SORA」でした。
路線バスとしては珍しい黒を基調としたカラーリングで、窓もスモークガラスでかなりカッコエエ!
燃料の水素は屋根の上のタンクに充填されていて、燃やしても出てくるのは水だけ。
もちろん水素を作るのに電力が要るのですが。。。
ノンステップバスということで前扉はグライドスライドドアですが・・・
中扉は路線バスでは珍しく、ワゴン車みたいに車体に沿ってスライドしながら外側へ開く。
これなら戸袋がいらないから、車内が広く使えていい。
電気自動車なのでセレクターレバーと、車外カメラの大型ディスプレイが目立つ。
最新のバスだけに運転支援システムも装備されているらしい。
車内の中扉付近にも案内用ディスプレイがあるので、後ろに乗っててもわかりやすい。
走り出すとまさに電気自動車、定速からトルクモリモリ。
バスの豪快なエンジン音はなく、スーッと走る。
バスが止まった時に「ブロロロ・・・」というFCスタックが止まる音がたまに聞こえるのがいい。
音も静かだし臭いもないので、お客さんの乗車環境は良くなるでしょうね。