2年ぶりに上海へ行くと、生体情報が必須になってた

 乗り物@飛行機_国際線,出張@海外(中国),記事リンク有

2年ぶりの中国出張。

関空に着きWi-Fiルーターを借りてチェックインカウンターへ。

今回は夕方に上海へ着けばいいので、いつもの午前便ではなく午後便の14:30発、JL897に乗る。

保安検査のファストレーンを案内していただき、並ばずに検査場へ。

2年前に自動化ゲートの手続きをしましたが(記事)、関空のイミグレにも顔認証ゲートが導入されており、パスポートを機械に置いてカメラを見るだけですぐに出国審査完了。

便利だと思いつつ、問答無用で生体認証をしなければならない時代です。

ちょうど12時過ぎに出国したので、今やサクララウンジの名物となったカレーライスをいただく。

ソーセージとポテトをトッピング。

このサクララウンジのカレー、なぜかウマいんですよねぇ。

B737-800、JA315J。

チケットの搭乗予定時刻に行くと、ちょうど優先搭乗が始まったところ。

私はグループ2なので、グループ1の後に入る。

一番前の座席で目の前は壁。

後から搭乗してくる乗客の視線を浴びまくる。

14:30にドアクローズしてプッシュバックすると、向かいにあるビルのガラスにトーイングカーが離れていく様子が映って面白い。

滑走路までのタキシング中、関空にしかない黄色い化学消防車(赤いワゴン車の後ろ)が見える。

と思ったら、すんげーカッコいい別の化学消防車も走ってたり。


こうして、空港内の安全を保っているんですね。

14:49にテイクオフ。

去年の台風でタンカーが連絡橋に衝突した部分だけ色がきれい。

ラウンジでカレーを食べましたが、機内食を和食か洋食かを選べと言うので・・・

和食をチョイス。ドリンクはオールフリーで。

食後のデザートは、ハーゲンダッツのバニラアイスとホットコーヒー。

新幹線のアイスとは違い、ちょうど食べ頃な硬さ。

その後は機内エンタメでアメトークを見て、ひとりで笑う。

上海は雨で少々揺れながら雲を抜けると、2年ぶりの上海はやはり激変。

浦東空港は大拡張しており、新しい駐機場が出来ていて・・・

プライベートジェットのような小型機がいくつか止まっていたり。

沖合に新しい滑走路が出来てたり。

定刻より30分ほど早い現地時間15:57(日本時間16:57)に着陸して、広い空港をタキシング。

雨で窓に水滴が着いていてピントが合ってないけど・・・

2年前はまだ工事中だった第3ターミナルがオープンしてる。

16:12、以前は工事中の第3ターミナルの沖止めが常だったのが、再び第1ターミナルの袋小路スポットへ。

第1ターミナルも少々改良工事がされたみたい。

イミグレへ向かって歩いていると、2年前にはなかった案内が。

噂に聞いていましたが、外国人用の自動指紋採取機がずらーっと並んだエリアへ。

外国人は中国政府に生体情報を提供しなければ入国することができません。

パスポートを置くと自動でその国の言語で案内されます。

ここで足の指以外の全ての指紋が取られ、顔認証用の撮影もされます。

採取が終われば「OK」と印刷されたレシートが出てきて、イミグレに並びます。

イミグレでは従来通りブース越しに係員へパスポートを渡し、再びカメラに向かって顔を向け、さらに左手4本の指紋を読み取られて本人確認。

生体認証を導入する国が増えたら、そのうちパスポートが要らなくなるかも。