レンタルバイクでNC750Xを借り、大型二輪免許を取って初乗り
去年、大型二輪免許を取ったのはいいけれど(記事)、教習所での卒検以降、一度もバイクにまたがってない。
ま、免許を取った目的がズバリ 『免許を取ること』
だったので目的は果たせた訳ですが、今、大型バイクに乗ってる友人から「乗らないと感覚忘れちゃうよ!」と言われ、教習初期の手こずったあの頃に戻ってしまうとどうにもならん、ということで、レンタルバイクを借りてみることに。
ちょうど教習所の卒業生向けに、NC750を4時間借りれる無料券をもらっていたので、これを使います。
4時間ではどこへも行けないけど、真冬のクソ寒い時期にどこかへツーリングする訳でもなく、ホント近所をウロウロするだけなので、4時間で十分だろう。
レンタルの基本料金は無料でしたが、車両補償料3,200円だけクレジットで支払い。
レンタルしたNC750X TypeLD。
教習車と同じ車種なので、教習車しか乗ったことがない私にはもってこい。
違いといえば、余計なランプが付いてないこと!
公道を走るのは初めてなのでレンタルバイク屋から出る時に少々不安もありましたが、走り出してしまえば全然大丈夫。
でも、4速、時速45キロ以上は私にとって未知の領域(笑)
大阪市内を抜け新御堂筋を走ってみると、クルマでは気付かない路面の穴ボコやゴミが多いこと。
どれかひとつでもヒットしてしまうと転倒につながるだけに、コワいもんです。
残念ながら、バイクのインプレッションをするような経験すらないので大した感想は言えませんが、ちょこっと書いてみる。
バイクのエンジンといえばブン回してパワーを出すのが一般的ですが、NC750のエンジンはレブリミットが6500回転、最大トルク回転数が4750回転と、低回転でトルクが出るというバイクの中でもちょっと変わったエンジンらしく、むしろクルマのエンジンに近い。
なので、別のバイクに乗らないと、このバイクがどんなもんなのかすらわからないな。
バイクにはETCも付いてるので高速にも乗ってみたところ、100km/h巡航では5速で十分、6速だと回転が下がりすぎてエンジンがタルく感じてしまう。
街中だったら3速までで足りる。
80km/hまで出すと風圧で体が浮きそうになるし、ちょっと勢いよく加速すると体が後ろへ行かないようにグリップを握るもんだからクラッチレバーへ指を伸ばせないし、これはフルスロットルなんで絶対ムリ。
しかも、この日の気温は2℃で、雪もちらちら。
そんな極寒の中走ったのと、ヘタっぴな初心者なので力が入ったせいか、1時間ほど走るとクラッチレバーが握れないほどに左手の間接が痛くなるという。
休憩して缶コーヒーで手を温めると痛みはなくなるけど、走るとまた手に激痛が。
ギアチェンジする回数を減らすために2速で発進しても、トルクが十分にあるのでエンストしないのはさすが。
4時間で100kmほど走って返却。
左手の激痛と両足の寒さがどうしようもなく、特に足は風呂に入っても感覚がなかなか戻らなかった。
教習所の教官から「バイクに乗るのはスポーツと同じで体力を使うし、練習しないと乗れません」と言われたけど、身をもって感じるよ。
翌日の疲労感は半端なかったorz
でも、やっぱり大型バイクは楽しいな!
今やリッターバイクが当たり前ですが、ひと頃は大型バイクといえばナナハンでした。
特に、排気量の小さいバイクと遭遇した時の優越感は何とも言えません。
トラックは積載量、バイクは排気量がステータスだというにもわかる気がする。
次、借りるんだったら、あったかくなってからにしよう。