FTR223のプラグ交換
最近、急に寒くなってきたせいか、FTRのエンジンのアイドリングが安定しません。
エンジンが暖まってきた頃、信号待ちでアイドリングの回転が高すぎるのでチョークを戻すと、エンストしてしまう。
1時間以上走ってもチョークを全部戻すとエンストしてしまうので、少しずつチョークを戻してエンストするかしないかのギリギリのところにレバーを調整しなければならない。
しかも一度回転が落ちて安定したかと思っても、しばらくするとエンジンが咳込んでエンストしそうになるので、再びチョークを引っ張って回転を上げなければならないという。
おかげで、燃費が悪いのなんの。
満タンから80kmちょっとでリザーブになってしまうほど。
チョークと言っても実際にはバイスターターなので、キャブのパイロットスクリューを調整しようとしたけれど、ホンダ車はD型の専用ドライバーが要るので断念。
気休めかもしれないけれど、とりあえずプラグを変えることに。
ノーマルプラグを買おうとしたけど、つい癖(ヘキ)でイリジウムプラグをポチってしまう。
熱価は変えずに、DPR8EIX-9。
FTRはプラグコードが丸見えなので、交換するのも楽チン。
プラグコードを抜いてノーマルプラグを見ると、根元のボルトの部分もシリンダーの冷却フィンと同じように白錆が出てるので、だいぶ交換されていないかも?
12mmのプラグレンチは持ってないので、車載工具に入ってるプラグレンチを使うことに。
プラグレンチを車載工具の17mmのレンチで回して外します。
左:新品のイリジウムプラグ
右:取り外したノーマルプラグ
外したプラグを見ると色は悪くないと思うんですが、若干黒いような気もする。
新しいプラグの取り付けにあたり、NGKのサイトに指定の締め付けトルクが書かれてますが・・・
いかんせんトルクレンチを持ってないので、同じページに載ってるトルクレンチを使わない方法で取り付けます。
プラグの座金が当たってからレンチで180度回せと書いてあるので、プラグレンチをセットして180度回そうとしたところ・・・
あれ?これ以上回らないぞ!
絞め過ぎて切ってしまうといけないので、これでヨシとしよう。
プラグコードを取り付けてエンジンを回してみても異常ないし。
ただ、車載工具が汚すぎるのはなんで?
ビニール手袋をしといてよかった。
さて、プラグを変えて乗ってみたところ・・・
なんということでしょう~♪
(ビフォーアフター風)
あれだけ安定しなかったアイドリングがかなり安定するように。
しかも、下の回転でも咳き込まずによく粘るようになり、振動自体は減らないけれど少し角が丸くなった感じで、乗りやすくなる。
正直ほとんど効果は期待してなかったのに、機構が単純だからなのか予想以上に良くなった。
ただ、まだチョークを全戻しするとエンジンが止まってしまうので、やはりキャブ調整はいるかも。
今度の点検で見てもらおう。