大型二輪免許取得記 【Vol.24】2段階7時限目 実車
2014年10月14日(火)
今回も検定コースの練習。
ただ、台風一過で肌寒く、また、今日の61号車もクラッチがちょっと遠い。
初めに検定コースを1周してるとき、クランクに入ろうとしたところ、クラッチが遠くて自分の思うタイミングでトルクが掛からず、バランスを崩しかけてしまう。
なので、2周目以降は半クラのままアクセルを吹かし、リアブレーキで速度を調整する作戦に。
波状路も、1周目は段差でハンドルが持って行かれてしまい、フラつきながらもなんとか脱輪せずに走りましたが、2周目以降はフラつきもなくだいぶ安定してきた。
教官が波状路のタイムを計っていて、
「今ので7.8秒も掛かってるので、あと2秒ぐらい速くても大丈夫ですよ。ゆっくり行ってフラつくんだったら、もうちょっと速くてもいいので安定して抜けるようにしましょう。今日はしばらく波状路ばっかりでもいいので、もう一度行きましょう」
とアドバイスをいただく。
検定コース走行を止めて再び波状路へ。
自分なりにちょっと速いかな?というぐらいのペースで抜けてみたら、5.5秒。
結構速くても大丈夫みたい。
「みなさん必要以上にゆっくりなのでバランスを崩しがちですが、思ったより速めでもタイムはクリアするんですよ。検定コースはきっちり走れてるので、今日は納得いくまで波状路を繰り返しましょう」
ということで波状路を繰り返すと、コツがわかってきた。
波状路の入口でスピードを遅めにして、最初の段差にフロントタイヤをきっちり真っ直ぐ当てて乗り越えれば、あとは半クラのまま段差も関係なく、エンストしないように「ブオン、ブオン・・・」とアクセルを多めに開けて乗り越えても、十分5秒台で行けるように。
すると、気持ちに余裕も出てきて、立ち姿勢も自然と重心を前にして、腕と脚でショックを吸収できるようになる。
この教習所では波状路へ行くには必ずスラロームを通らなくてはならないので、スラロームも繰り返し練習することになる。
すると、リアブレーキを使ってターンを安定させる感覚がわかるようになり、リアブレーキで車体を寝かせてターン、アクセルONで車体を起こし、リアブレーキで車体を寝かせターン、アクセルONで車体を起こし・・・といった具合でメリハリをつけつつも余裕のあるスラローム走行ができるように。
これでも6秒台で抜けられる。
最後に検定コースを1周走り、終了。
教官からのアドバイス
「検定は慣らしなしの一発勝負なので、練習では出来てたのに検定で失敗することもあります。ただ、練習で出来てないことを検定で出来ることはないので、練習では完璧に走れるようにしておきましょう」