松山から青春18きっぷで大阪へ
愛媛県は松山へ出張の折り、新幹線&青春18きっぷを使っての鈍行で松山へやって来ました(記事)。
午後4時すぎ、仕事を済ませ再びJR松山駅へ。
帰りも青春18きっぷを使って、鈍行で帰ります。
ただ、松山から大阪まで全て鈍行だと今日中に大阪へ帰れないので、行けるところまで鈍行で。
松山駅のホームへ行くと、引上線にキハ32形が止まってた。
バスの部品を多用したかなりクセのある車両。
一度は乗ってみたいなぁ。
松山からは17:40発、普通多度津行き170M列車。
多度津到着が21:17。
復路の最初は、3時間37分乗りっぱなし。
ただ、この列車は17:12着松山行き551M列車の折り返しなので、入線時間に合わせて座席をキープすると発車まで28分待たなければならず、結局、4時間以上座りっぱなし。
無事、ボックス席の進行方向窓際を確保したはいいものの、その後も続々と乗客がやってきて、発車時刻にはボックス席には4人座り、立ち客もかなり多い状態に。
17:40 松山を出発。
乗客は松山を出発した時が一番多く、その後は少しずつ減っていくのみ。
堀江で私の向かいに座ってた、見たところ40代半ば二次元女性をこよなく愛する独身男性が降りる。
途中、下校の高校生たちが乗り込んでくると車内のほうぼうでメシを食い始め、においが充満。
若干、お行儀悪め。
ここで予想外の事態が!
松山で列車を待ってるとき、単行なのか2両編成なのかがわからなかったので、2両の停止位置の最前部の乗車位置に並んでました。
で、結局、この列車は2両編成だったので、多度津方面の後ろ寄りの2両目に乗ることに。
ところが、伊予西条からはワンマンになるので、2両目は締め切って回送扱いになるとアナウンス。
ということは、多度津までの席を確保したと思いきや、実は伊予西条までの車両で、再び多度津までの席を確保しなければならないという。
車内を見渡すとまだ乗客は多く、これはライバルは多そうだと思い、伊予西条到着直前に前方の1両目に移動。
すると、ボックス席が1つ空いてたので、難なく占有できた。
でも、伊予西条で乗客のほとんどが降りてったので、それほど焦らんでも座れると思われ。
ここで、松山駅のKIOSKで買った、宇和島名物 大番で腹ごしらえ。
伊予西条で停車中、岡山行き特急の最終列車、しおかぜ30号に抜かれる。
しおかぜ30号を見送るということは、岡山まで鈍行で行くことがほぼ確定することに。
「ほぼ」と言うのは、多度津からいしづち32号に乗り、坂出でサンライズ瀬戸に乗り継ぐという手が残ってますが、まさかサンライズ瀬戸で寝台を取るわけもなく、かといってノビノビ座席はまず空席はないと思うので、結局、坂出からマリンライナーに乗ることになる。
伊予西条からはワンマンになるので列車番号も4170Mに変わり、14分間の停車時間のあと19:45に出発。
21:17 多度津到着。
もう朝から6時間以上普通列車に座ってるので、お尻がヤヴァいぐらいに痛くなってきてる・・・(;ω;)
多度津駅の駅名票を見ると、予讃線の海岸寺と土讃線の金蔵寺を入れ替えたようにシールが貼られてるのですが、中から明かりが灯ると下の文字が透けてしまい、何書いてるのかわからなくなるという。
松山を出るときは明るかったけど、終点多度津ではすでに真っ暗。
多度津からは21:36発、普通高松行き1270M列車に乗り換え。
琴平発のこの1270M列車、多度津到着は21:28なので席を取るために改札を出ずに乗車口に並ぶ。
ボックス席を確保したので停車中に先頭へ向かうと、運転士が乗務交代中。
年配の運転士から若い運転士へ交代するのですが、聞こえてきた会話によると、この121系のクセやら何やら伝授してました。
こうして引き継がれるテクニック。
いしづち32号を見送り、岡山までの鈍行が確定したあと、21:36に多度津を出発。
18キッパーの私、もしこの先列車が遅れたら、途中で宿泊することになる可能性大。
若干ヒヤヒヤしつつ、21:50 坂出に到着。
坂出からは、21:54 快速マリンライナー68号 岡山行きに乗り換え。
このマリンライナー68号は岡山着が22:38。
岡山からは新幹線に乗ることになりますが、22:41発ひかり444号には接続時間3分なので無理。
となると、岡山発最終の22:53発みずほ608号しか選択肢はなし。
すでにサンライズは行ってしまったし。
そんな追い込まれ感が若干ある中、坂出でマリンライナーを待ってたんですが、21:54になっても案内板に列車がまいりますの文字すら出てこない。
駅のアナウンスによると、4分遅れで来るらしい。
高松を出て一つ目の停車駅、しかも複線区間でなんで遅れてんのか(`ε´)
21:58 ようやくやって来たマリンライナー68号。
ただ、瀬戸大橋を渡り児島を発車する時には定刻になってました。ホッ。
マリンライナーではギリギリ補助席に座れ、そのまま22:38 岡山に到着。
一旦、在来線改札を出て・・・
多度津行きの列車の車中から、EX予約で新幹線の座席を確保。
ただ、週末の最終の新幹線だからか、席番リクエストでは予約できないくらい席が埋まっている様子。
席番おまかせでアサインされたのが、8号車の窓際席。
アサインされた席へ行くと、前列が反転され後ろを向いている。
通路側には女性の先客がいましたが、前に向ける様子もなし。
前席の客が来たらひっくり返そうと思ったんですが、なぜだか誰も来ず。
テーブルは使えないけど足元は広いし、この状態のまま新大阪まで行ってしまう。
松山を出発して新大阪まで、所要時間5時間58分。
今回の旅程のまとめ。
松山17:40-(多度津行き170M/4170M)→ 多度津21:17/21:36-(高松行き1270M)→ 坂出21:50/21:58(定刻21:54)-(快速マリンライナー68号岡山行き)→ 岡山22:38/22:53-(みずほ608号)→ 新大阪23:37
新幹線の乗車券+特急券代5,350円と青春18きっぷ1日分を使う。
往復12時間以上の鉄路の旅。
ずっと座ってるだけでしたが、結構疲れた・・・
EX-ICカードをタッチして新幹線改札を出たら、旅路が終了。
新大阪からは地下鉄に乗り換えるんですが、さすがにここから再び電車に乗る気力がなかったので、タクシーで帰る。。。