信州の黒い平城 国宝『松本城』へ行く

 おでかけ@甲信越東北_202408,長野県

群馬県から大阪への帰路、長野県の松本城へ行ってみた。


戦国時代に築かれましたが、天守が築城されたのは1593~1594年だとか。

本丸へ入るところにチケット売り場がありますが、訪問客は外国人の方が多いくらい。

観覧券は大人700円也。

本丸を守る黒門へ。

城へ行く時には、攻め入る側の目線と守る側の目線に立ちながら堀や石垣、門などを見ていくのですが、高低差のない平城を防御するのは厳しそう。

黒門を抜けると、黒いボディーの天守へ。

天守の前に広がる芝生の広場には、かつては本丸御殿があったそうで。

順路に従って進むと、天守内を見学するコースと中に入らないコースがチェーンで区切られている。

天守の中も見てみたかったんですが、中に入るまでに60分待ちだったので、入るのはやめることに。

中に入らなくても、天守の下までは行けます。

小天守と櫓と大天守が一体になった構造で、石垣は低め。

江戸時代になって天守に月見櫓が増築されました。

本丸を出て内堀越しに天守を眺めると、水面に反射してカッコいい。

天守を横から見た時の縦横比が白銀比だとカッコよく見えますが、松本城は黄金比に近くて立てに細長く見える。

各層ごとの逓減率もバラバラで、角度によっては最下層より2段目の方が屋根が張り出してるように見えるし、なんかチグハグな形。

外堀には蓮の花が咲いていて、思わず「ファンタジースプリングスやな」と呟いてしまう。

松本城は平城なのでエグい坂道もなく、見学するには楽なお城です。

 おでかけ@甲信越東北_202408,長野県

Posted by Hepporon