こだまに乗って広島出張
今日は広島へ出張。
のぞみやさくらに乗れば1時間半で行けるところ、あえてのこだまで3時間掛けてのんびり行くことに。
7:39発 こだま733号。
広島から在来線に乗り換えるので、ICではなくきっぷを発券。
EX予約では6号車しか指定できなかったけれど結構混んでいて、2列空席の場所がほとんどなかった。
6号車は元グリーン車で、フットレストなどの装備が外された上で座席もそのまま使われている。
EX予約では6号車しか指定できなかったけど、5号車も指定席。
以前、5号車は基本自由席で、6号車の指定席利用が多い時に5号車も指定席になってましたが、同じ指定席で4列シートの6号車と5列シートの5号車の差をなくすため700系レールスターの指定席で使われている2×2列シートに取り換えられ、一部の列車を除いて通年指定席車に。
さらに4号車も2×2列シートに取り換えられ、一部の列車を除いて通年指定席に。
最近はこだまの利用客が増え、特に指定席客は平成20年の3倍になったため指定席車を増やしたらしい。
山陽新幹線全線開業40周年を記念して、このV6編成はJR西日本公式キャラ『カンセンジャー』がラッピングされてるんですが、8号車にはカンセンジャージュニアの姿が。
ジュニアにした意図は、JR西日本のホームページによると『お子様にもより親しみをもっていただけるように』とのことですが、はっきり言ってカッコよくないので逆効果ではないかと心配になったり。
左肩の『Jr(ジュニア)』の文字が、ジェイアールに見える。
都落ちして久しい初代300km/hランナーの500系ですが、公式ヒーローになるくらい今見てもカッコいい。
そのフォルムはもちろんのこと、つり上がった「目」も凛々しい。
そんな500系が、二代目300km/hランナーのN700系に全開でブチ抜かれるところは、プロ野球のスター選手がかつての活躍が出来ずにレギュラーを若手に奪われ、2軍で残りの選手生命をすごしている様に見えて感慨深い。
轟音とともにN700系が走り去ったあと、向こうのホームにぬべ~っと700系レールスターがやってくる。
「お~い、調子はどうだい」
「あ~、いつものようにやってるよ」
みたいな。
レールスターも”スター”だけあって、山陽新幹線でひかりレールスター☆≡としてスター級の活躍でしたが、今ではひかりレールスターとしての出番は早朝に上り2本、夜に下り1本のみで、しかも通過駅の方が圧倒的に少ないという ”ひだま”状態。とてもスター的な活躍とは言い難い。
500系の元グリーン席は背面テーブルはなく肘掛け下の収納テーブルですが、これだとSurfaceを置くとキーボードが収まらない。
一応、スタンドはテーブルの淵に引っかかるのですが、この状態でちょっと押すと床に落下し危険なので手前に引いて使うことになり、かなり窮屈なポジションになってしまう。
途中、姫路駅に到着する前に改修された姫路城が見えるのですが、異様に白いのでビルの風景の中でもよく目立つ。
こだまに乗るともれなく付いてくるのが、通過待ち。
こだま733号も相生で12分、岡山で23分、新倉敷で4分、福山で8分、三原で7分、東広島で3分停車。
まあ数分の停車はいいとして、23分の停車はなかなかイカツイ。
広島までの3時間のうち、約1時間は通過待ちで止まってるという。
その気になれば、岡山駅のホームを下りて改札内の店でメシが食えるかも。
そんなこんなで広島へ着いたら、駅がきれいになっててちょっとビックリ。
在来線の改札内にミスドが出来てて、ここで時間つぶせそう。