浜名湖産うなぎがリーズナブルに食べられる『浜名湖うなぎ 丸浜』@静岡・浜松
せっかく浜松に来たのでうなぎを食べようと、JR浜松駅南口を出てすぐのところにある人気のうなぎ屋『浜名湖うなぎ 丸浜』へ。
浜松駅に隣接しており便利で早く食べられそうですが、いつも行列が出来ていて並ばないと食べられないので、かなり時間に余裕を持っておかなければなりません。
実はゴールデンウィークに一度来てまして、午前11時過ぎに店へ行くと行列がすごくて諦めたんですが、今回は午前11時の開店35分前に行ってみたところ、先頭から2組目に並ぶことが出来た。
空席を待つために並ぶといつ入れるかわからないけど、開店を待つために並ぶとあと何分待てばいいのか読めるし、待ってる間にゆっくり何を頼むか考えておけば、着席と同時にオーダーもできる。
この店が人気の理由は、浜名湖養魚漁業協同組合の直営店で、鮮度のいい浜名湖産うなぎが安く食べられるところ。
で、オーダーしたのはうな重(上)。税込4,500円也
うな重に肝吸いと漬物、あとフルーツとしてメロンも付いてます。
うなぎは1尾+1/4尾が、ごはんの上を覆い隠す。
ホントは1尾半の特上でもよかったんですが、うなぎがごはんとは別盛りになるのが嫌で、ごはんに乗っけて提供される最大が1尾と1/4だったという。
うなぎはちょっと小ぶりで関東風に蒸してありますが、食感は10ホクホク、0パリパリ。
江戸前のうなぎは蒸していてもパリッと感もあったりしますが、これは全然パリッと感はない。
ただ、タレはうまい。
浜名湖のうなぎで特徴的なのは、淡水の臭みがあるところ。
むしろこの臭みが浜名湖産である目印になってはいますが、私はあまり好きじゃない。
その昔、浜名湖産うなぎは江戸へ向かう途中で一旦三島へ運ばれ、富士山の湧水で数日臭みを抜いてから江戸で献上されたそうで、確かに三島で食べるうなぎはうまい。
うな重の「重」はお重の「重」であると同時に、うなぎがごはんの中に埋まって重なっているという「重」であると思ってますが、ごはんを掘ってみたところ、うなぎは埋まっていなかった。
だいぶ上げ底のお重なので、うなぎを埋める深さがない。
ごはんの中にうなぎが埋まってないと、うな重とうな丼との違いは単に器の違いだけになってしまう。
うな重を名乗るなら、うなぎが重なってないとアカン!
と、個人的には思うのです。
ちなみに、うなぎ3/4尾のうな重(竹)はこんな感じ。3,200円也。
竹にはメロンは付いてません。
あと、うなぎの骨せんべい うなぎボーン 塩味を買ってみた。300円也。
うなぎも脊椎動物なので背骨がありますが、うなぎの骨せんべいがかなりウマい!
噛んでるうちにうなぎの旨味がほんのり出てきてコクが増す。
これはまとめて買ってもいい!
浜名湖うなぎ 丸浜
静岡県浜松市中区砂山町322-4
営業時間:11:00〜20:30(Lo.20:00)