航空自衛隊の航空博物館『エアパーク 浜松広報館』へ行く＠静岡・浜松
航空自衛隊浜松基地に隣接したところにある広報施設『エアパーク浜松広報館』へ行ってみた。
航空自衛隊を退役した戦闘機やヘリコプターなどが展示されている航空博物館で、駐車場にはF-86 セイバー ブルーインパルス仕様がお出迎え。
F-104Jは、1950年代にアメリカで開発されたマッハ2で飛べるジェット戦闘機。
細い胴体に小さな主翼が特徴ですが、1960年代以降のアニメに出てくる戦闘機もこんな形だったような。
上から見ると、特徴的な短い主翼とT字尾翼がよくわかる。
屋内にも戦闘機が展示されていますが、その中で国産のF-1戦闘機は・・・
カットモデルになっており、間近で搭載機器の配線まで見られるのがすごい。
ノーズ部分には火器管制用の無線機などが格納されている。
コクピットはキャノピーが閉じたままで、中を見ようとしてもキャノピーで反射してよく見えず。
コクピットの後ろの機器や・・・
ヒューズボックスまで見られて、メカマニアにはたまりません。
横からエアインテークを見てもわかりませんが・・・
上から見ると「ふむな」と書かれていることまでわかるのがいい。
給油口には使用燃料のグレードが指定されてますが、乗用車なら「無鉛プレミアム」のシールみたいなもんでしょうか。
主脚の構造もよくわかる。
ジェットエンジンはロールス・ロイス・チュルボメカ製。
アフターバーナーを炊いたら焼けてしまうような至近距離でノズルを観察。
飛行機以外にもミサイルや装備品の展示解説も。
航空自衛隊の航空機が同じ縮尺で並べてあり、それぞれの大きさがよくわかる。
別棟にも航空機が展示されており、フライトシミュレーターで操縦体験もできたり。
零戦も吊ってありますが、こうして見ると零戦の美しさがよくわかる。
こちらにもF-1戦闘機が展示されており・・・
キャノピーが開いていてコクピットを見ることができる。
おー、すげすげ！
アナログ計器が並ぶコクピットがいい。
戦闘機以外には、KV-107IIA-5救難ヘリコプターも。
なかなか見ることができないローター上部の構造も観察できます。
機体後部から内部も見えますが、輸送機としても使える構造。
他にもいろんな機体が展示されていて1時間では足りないぐらい充実してますが、これが駐車料金も含め無料で見学できるのが素晴らしい。