ボーナスの査定
そろそろボーナスの時期がやってきます。
ボーナスをもらう前に必ずしないといけないものはなんでしょう?
それは・・・
査定!
ウチではそれが今の時期なんです。
ウチの場合は一次評価と二次評価とあるので、私一人のさじ加減ひとつでボーナスの金額が変わってしまうことはありません。
建前上・・・
でも、私は感情的なところは抜きにして、客観的なものさしで評価するようにしています。
ウチの会社ではご他聞に漏れず成果主義を柱にした人事制度を導入しているのですが、この制度を導入した一端にはワタクシも噛んでおります。
実は以前、労組の委員長をしていたことがあったのですが、その頃は完全年功制の人事制度でした。
勤続年数が長ければ多く、短いやつは少なくといった具合でしたので、当時、入社してあまり間がなかった私の場合、いくら頑張って成果をあげても、会社へ来て昼寝しているだけの定年間近の人よりも少なかったのです。
当時から私は尖がっていたんでしょう、出る杭は打たれる運命なんでしょうか。
年長組からの手厚い人気投票によって労組始まって以来の最年少で委員長を拝命することとなりました。
大役を仰せつかったプレッシャーにつぶされそうになりましたが、ここぞとばかりに人事制度を変えることを会社側と折衝し、若くても頑張ったら報いられるシステムに変えてしまいました。
それで一番泡喰ったのは、私に投票してくれた方々でしたが・・・
成果主義では、きちんとした査定があって始めて成り立ちます。
ですので、いろいろと思うところがあってもそこは切り離して、仕事内容だけを見ています。
「なぜあなたはこういう評価になったのか」をきちんと説明できるようにしています。
しかし、実際に評価する側になってみると、今の制度でもいろいろと問題点があるように思えたので、先日、今の人事制度の問題点と対策案をまとめて上申しました。
今まで評価する側だった上司は何にも考えずに評価してたんでしょうか。
それとも、問題ありと気が付いていたけど、それを言うと後々面倒だからと放置していたんでしょうか?
それでは部下がかわいそうです。
私もそうやって評価されていたのです・・・
上申の結果、どうやら人事制度に関して諮問委員会の設置を視野に検討してもらえることになりそうです。
さて、これから評定書つけます。