VOXのエンジンが止まる不具合が起き、バッテリーを交換して解決
先日、仕事中の私のところへ娘からメールが入る。
VOXに乗ってたら急にエンジンが止まってかからなくっちゃった
トラブルが起きたのが交通量の多い道だったので心配しましたが、幸いにして家の近くだったので、押して帰ってきたらしい。
ガソリンは、タンクのキャップを開けて目視できるぐらい入ってたので、ガス欠ではないみたい。
仕事を終え帰宅後、様子を見ることに。
まずキーを回してエンジンをかけようとしても、セルが回らない。
キックでもダメ。
うひゃ~、エンジンのトラブルだとめんどくさいな・・・
と、思いつつ色々見ていると、ウインカーを操作しても全く点滅せず、ホーンも鳴らない。
もしかしてバッテリー?
買ってから5年が過ぎ、ここ2~3年はほとんど乗ってなかったのでバッテリーが上がっても不思議じゃない。
2スト時代の古い原チャリしか乗ってこなかった私は、バッテリーがダメでもキックでエンジンは掛けられるというのが半ば常識になってますが、よう考えると今どきの原チャリはインジェクションなので、FIが動かないと燃料供給がストップして当然。
バッテリーを外して電圧を測ってみると・・・
10V!
これじゃ、何はなくともまずはバッテリーを交換せなアカンわな。
という訳で、新品のバッテリー。
バイク屋で買うと高いので、アマゾンで購入。
電解液には DO NOT OPEN と書かれたキャップがしてあるので、バッテリーの密封シールを剥がし、このままの状態で電解液のボトルをバッテリーの注入口に乗せてみたところ・・・
入るわけないわな(笑)
このDO NOT OPEN のメッセージは、これから電解液を注入しようとする人に向けたものではありません。
この黒いキャップを外すと、アルミ箔みたいなもので封をされた状態になってる。
この状態のボトルをひっくり返しバッテリーの注入口へ差し込むと、注入口がボトルのアルミ箔を破り、中から電解液が注入される仕組み。
電解液が全部入ったら、こぼさないようにボトルを取り、そして DO NOT OPEN の注意書きが入ったキャップを取り付けて完了。
この DO NOT OPEN は、一旦封入したバッテリーを開けちゃダメですよ!という意味。
これをVOXに取り付けてみると、エンジン警告灯は消え、ウインカーは点くしホーンも鳴るし、セルも回ってエンジンが掛かる。
はい、これにて終了!
結局、エンジンが止まった原因はバッテリーの劣化だったみたいです。
これ以降、不具合もなく順調に乗れてます。