モーターフェスティバルin舞洲でマツダ787Bのデモ走行を見る
昨日、大阪・舞洲スポーツアイランドで開催中の『モーターフェスティバルin舞洲2015』へ行ってきた。
今回このイベントに行った目的は、ル・マン24時間レースで日本車で唯一総合優勝したマツダ787Bのデモ走行を見るため。
フロントにライト類がなかったりル・マン仕様とはちょっと違う気もしますが、細かいところは抜きにしてやっぱりカッコいい。
「787」といえば、今ではANAがローンチカスタマーとなったボーイング787を思い浮かべてしまいがちですが、マツダ787Bのおにぎりせんべいのようなカラーリングは今でも新鮮。
そういえば、このマシンに搭載されたロータリーエンジンのローターもおにぎりのような形だな!
ただ、当時勢いのあったレナウンが、今や中国企業に買収されてしまったのは寂しい限り。
今時のLMPマシンは、フロントフェンダー後部のボディが低くへっこんでいたり、とさかのようなシャークフィンが特徴ですが、グループC時代のデザインもいい。
なにより、ル・マン24時間レースで日本車で唯一総合優勝したのが、物量に長けるトヨタでも日産でもなく、ロータリーエンジンのマツダなのがカッコいいじゃないか!
と思う、いちマツダ車ユーザー(笑)
この日は気温自体は暖かかったけど風がすんごい強かったので、会場を一回りしてからデモ走行まで駐車場の車の中で待ってたんですが、しばらくすると甲高くて豪快なエンジン音が聞こえてきて会場へ戻ってみると、マツダ787Bのエンジンに火が入り調整をしてるようでした。
マツダ787Bの周りに人だかりができて会場の他のブースに人が少なくなった頃、突然突風が吹いてブースのテントが吹き飛ばされるアクシデントが!
特に、緑のテントの向こうの紅白のテントは、学校のテントのような太いパイプのテントだったんですが、これが吹き飛ばされてしまい危うく大参事になるところ。
吹き飛ばされたテントを見ると太い支柱が曲がっており、風の強さを思い知ることに。
数人でテントを運び出し、解体してました。
他にも吹き飛ばされたのぼりが展示してた新車のボンネットに激突してたし。
そんな中、ようやくマツダ787Bのデモ走行の時間。
目の前をマシンが走り抜けると、砂や小石が飛んできて痛いのなんの。
でも、甲高いロータリーサウンドは体の中まで響いて心地いい。
ただ、コースが短いので、エンジンを引っ張らずに3速に入れるところまでしか出来なかったみたい。。。
このデモ走行目当ての来場客が意外に多かったようで、デモ走行後に帰ろうとしたら同志たちの車で渋滞し、駐車場から出るまでに30分掛かったという。
マツダ787Bに満足しつつ、さらに会場で買った肉巻きおにぎりが想像以上に美味しかったのには驚いた。
今まで私が食べた肉巻きおにぎりの中で、一番柔らかくて美味しい肉巻きおにぎりだった(想定外だったので写真は撮ってません)。