関西万博へ行く(通算2回目)

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関西万博へ行ってきました。

開幕前に行ったテストランを含めると2回目ですが、開幕後は初めての万博。

テストランから今日までの変わり様も含めて見てきました。

万博会場へは地下鉄中央線がメインのアクセス手段なので、テストランの時にも夢洲駅側の東ゲートが混んでましたが、この日も来場予約の時点で東ゲートは9時から12時までは空きなしだったので、今回は比較的空いてると言われている西ゲートから入ることに。

西ゲートへのアクセスは、JR桜島駅からシャトルバスを使います。

桜島駅を下りると、万博会場へはホームの階段を使わずにホーム末端の臨時改札口へ行くようにアナウンスしてます。

ホームの端には、連絡通路が設けられており・・・

ミャクミャク色にディスプレイされた臨時改札口へ。

臨時改札口からは、キャリーケースなど大きな荷物を持ってる人と持ってない人に分けられ、持っていない人は改札を出て右側へ進み、道路を渡ってシャトルバス乗り場へ。

桜島駅から万博会場へ行くシャトルバスに乗るには事前予約をしなければなりませんが、事前予約をするには万博公式アプリとは別の「KANSAI MaaS」アプリをインストールして、会員登録して、予約して、決済までしなければなりません。

ただでさえ万博公式サイトで来場予約するのもややこしくて面倒なのに、さらに別のアプリを入れなければならないという縦割り行政を象徴するようなハードルの高さ。

シャトルバスの予約ができると乗車券が表示されるのですが、これをシャトルバス乗り場の入口でスタッフが目視で確認してました。

やはり、一番使いやすいのはデジタルとアナログの組み合わせなんですね。

乗車券のチェックを受けると、スタッフに誘導されてバス停から伸びる列に並びます。

シャトルバスといってもバスに乗れるだけ乗ったらすぐに発車して次のバスに乗せて・・・ではなく、この日は同時に2台のシャトルバスが5分毎に発車してた。

なので、バスに乗れるだけ乗せたらドアを閉め、発車時刻になるまでバス停で動かず数分間過ぎ、時間になったら発車。

バスのやり繰りや滞留場所の問題もあるので、ピストン輸送という訳にはいかないのでしょう。

約13分ほどの乗車時間で、万博会場西ゲートに到着。

万国旗が並ぶ様子はまさに「万国博」。

10時西ゲート入場で予約して10時半ごろに到着しましたが、それほど混んでなさそう。

手荷物検査場が手前と奥に交互に配置されているので、最後列が同じ場所だったとしても列の長さが違うことはテストランでわかったので、手前側に検査場がある列に並びます。

手前と奥の検査場は、だいたい3メートルほど離れている。

テストランの時は50分掛かって入場しましたが、だいぶ慣れてきて要領を得たのか10分ほどで手荷物検査を通過。

関西万博は基本eチケットですが、今回は紙チケットで入場。

一度に100枚以上まとめ買いすると紙チケットが作れるので、前売りで買って紙チケットを作ってました。

eチケットだとIDが送られてくるだけですが、紙チケットだと形のあるものとして残せるので。

西ゲートから入場すると、地面に「WELCOME」とミャクミャク文字が描かれてますが、実はこれ・・・

反対側からは「GOODBye」に見えるという。

ガンダムは変わらず人気のようで、たくさんの人だかり。

片膝ついたガンダムの左足を見ると「もしかして足の裏見えるんちゃう?」と思ったんですが、足の裏を見るにはパビリオンに入らなければならないという。

今回は予約してないのでパス。

大屋根リングの下を歩いてると、JR西日本がキッチンカーでアイスを売ってました。

ミャクミャク柄のフローズンバニラやミャクミャク形のもなかの他に、JR西日本らしく新幹線の硬いアイスも売ってたのですが・・・

今回はミャクミャクもなかアイス(バニラ味)にする。税込486円也。

バニラと抹茶がありどちらにしようかと思いましたが、ハズレのないバニラをチョイス。

もなかの皮はミャクミャク。

中のアイスはさっぱりした味で、アイスクリンっぽい。

袋に書かれた製造所を見ると、和歌山で超有名なお茶屋の玉林園じゃないか!

玉林園といえば世界で初めて抹茶ソフトを作り、和歌山の子供たちはソフトクリーム=抹茶ソフトというぐらい、地元に浸透しています。

国産茶葉を石臼で挽いた本気の抹茶を使ってるので味は折り紙付き。

バニラじゃなく抹茶もなかにしておけばよかった。

今回、パビリオン予約は第5希望まで全て日本館でチャレンジしましたが全滅したので、予約なしで入れるパビリオンへ行くことに。

まずはオーストラリア館

パビリオンの周りはすごく獣の匂いが漂ってる。

入場待ちの列が出来てましたが、8分ほど待って入場。

中はユーカリの香りに包まれたオーストラリアの森を抜けると・・・

オーストラリアの海を天井まで覆うモニターで体感。

意外とあっさりした内容で正直すぐに出てしまえるので、待ち時間もほとんどなく入れたのかも。

次に訪れたのは、サウジアラビア王国館。

建物同士が非常に近く、なんだかミッションインポッシブルでトムクルーズが走って逃げてきそうな狭い路地を再現しています。

この隙間のない作りは、日差しを避けて影を作るための工夫なんだとか。

入場待ちで並んでいる人たちも影の方へ誘導され、暑さを回避。

パビリオンの外壁に使われているのは「リヤド」という石で、サウジアラビアの首都・リヤドと同じ名前が付けられています。

行列整理をしていたサウジアラビアの方から教えてもらいましたが、こういうふれ合いができるのも万博ならでは。

館内は独特な匂いで、まるでサウジアラビアの空港に降り立ったかのような(行ったことはないけど)。

絨毯をはじめサウジアラビアの砂漠の説明を見たり・・・

その先には、先端科学開発の様子も。

特に医療については、他のパビリオンでもアピールしてました。

出口手前の売店を見てると、なんだか良さげなトートバッグが!

持ち手の部分が皮になっており、あまり見ないデザインだったので購入。2,720円也。

「DIRIYAH」はサウジアラビアの歴史都市「ディルイーヤ」で、サウジアラビア王族サウード家の本拠地なんだとか。

リングサイドマーケットプレイス西のフードコートにあった関西大学のブースを見てみると・・・

かんらぽサンドがおいしそう。

万博限定ミャクミャク焼きトッピングに魅かれて買ってみることに。

トレイの中のミャクミャク焼きを見ると、集合体恐怖症の人はヤバいかも。

生ハムエッグチーズサンド、ミャクミャク焼きトッピング。970円也。

ミャクミャクがサンドの中から頭を出してるような。

ちなみに、ミャクミャクはベビーカステラみたいな甘い味。

生ハムとたまごサラダとチーズがよく合ってうまい。

次にタイ館へ行ってみる。

入場待ちの列は約10分ごとにダーッと進み、その後パタンと動かなくなる。

エントランスには木製の象の像。

牙のある象の像もありますが、いくつかのパーツを組み合わせて出来上がっているのを見て、なんかカラフルなネジを外していくスマホゲームみたいやな〜と思ったり。

20分ほど並んで入場すると、最初の部屋ではタイパビリオンの説明や販売中のフードメニューのお知らせと、マスコットキャラのぬいぐるみを買ってね!と営業トーク。

次の部屋へ行くと、映像とノリのいい音楽でタイ館の紹介。

タイ館でも先端医療や公衆衛生の取り組みをアピールしてた。

展示室を抜けると、ガラス越しに厨房の様子が見える。

パビリオンに入った時からバンコクの空港で嗅いだことのあるいい匂いがしてましたが、ここが一番いい匂い。

せっかくなので本場の味を確かめるべく、行列に並んでオーダーしてみる。

オーダーしたのはカオマンガイ。1,490円也。

ゆでた鶏肉をライスに乗っけてタレは別容器に入ってますが、日本人に合わせたのかパクチーではなくネギが乗ってる。

個人的には、タイ料理にパクチー入ってなかったらあかんやん!と思うのですが。

ライスはタイ米のようで、これにタレをかけていただきます。

タレにはほんのりパクチーの風味がありうまい。

パクチーがないので、本場の味ではないと思う。

次に向かったのはドイツ館

ドイツ館は展示パビリオンの他にレストランもあり、ドイツビールやソーセージも味わえるとあってかなりの行列。

ドイツパビリオンのキャラ、サーキュラーが案内してくれます。

パビリオンに入る前に、サーキュラーのレシーバーを渡されます。

ドイツ館では、ドイツの循環型社会の取り組みについて詳しく解説しているのですが・・・

展示パネルのそばにあるプレートにサーキュラーを近づけると、音声ガイドを話し始めます。

こんな感じ。

音声のボリュームも、ここへ近づけて調整。

楽しいとか面白いというよりは、ドイツの取り組みを勉強するみたいな。

出口の手前にサーキュラー回収用のすべり台があり、ここへ転がしてサヨウナラ!

展示スペースを出ると、わ!ドイツのバルコニーへ出る。

建物全体を竹で覆われたマレーシア館

竹が格子状に並んでいますが・・・

近くで見ると、足場用の単管にホースバンドで固定されてるやん!

一応全部再利用できる材料、ってことですかね。

中に入ると、マレーシアの空港に降り立ったかのような匂いに包まれ、マレーシア料理の食品サンプルが並んでる。

マレーシアの食を紹介してるんですかね。

こちらも映像とパネル、模型でマレーシアの取り組みを紹介。

マレーシアの首都、クアラルンプールの15年後の様子も。

ツタンカーメンが見つめるエジプト館

どうも10分ごとに数十人ずつ館内に入れるシステムのようで、列はそれほど長くはないけどなかなか進まない。

すると、私の後ろに並んでたジジイがじわじわと私の横にやってきて、左へ曲がる時にインを取って抜いてしまうという。

しかーしこのジジイ、首からぶら下げたカメラがよっぽど大切なのか、テプラで自分の名字、携帯電話番号、自宅の電話番号を貼ってるので、「ちゃんと並べ!」と電話を掛けてやろうか?と思ったり。

30分ほど待って館内へ入りましたが、別に横入りしなくても同じ回に入れてるし。

中は「THE エジプト」のような柄。

棺が置いてある部屋に入れられたんですが、これを見て思わず「志村後ろ!のやつやん」と言うてもうたり。

壁に投影されるエジプトっぽい映像を観賞。

2つの部屋で2種類の映像を見たらおしまい。

この壁画を見て、ふと私の脳内では・・・

この歌が再生されたという。

エジプト館の隣にセネガル館。

セネガルの首都、ダカールはパリダカのゴールなので、ちょっと入ってみることに。

セネガルの風景や特産品などが展示されており、パリダカ関係のものは一切なし。

来年、ダカールでユースオリンピックが開催されるんだとか。

さらにその隣にはバングラデシュ館。

こちらも特産品などが並んでおり、あとは日本との関係を解説。

バングラデシュ国旗は、日本の日の丸とよく似てる。

よく「バングラディッシュ」と言う人がいますが、「バングラデシュ」なんですね。

テストランの時に和風な建物で気になっていたアラブ首長国連邦館

たくさんの藁を巻いた柱が気になってましたが・・・

近くで見たら藁ではなく、特産のナツメヤシの木でした。

ナツメヤシは大地に深く根を張り空に向かって高くそびえるので、未来への創造を象徴してるんだとか。

UAEの砂漠の砂が展示してましたが、場所によって砂質が全然違うとは初めて知った。

テストランの時に気になっていた、コモンズBにあるソマリアのブース。

なぜか冷蔵の陳列ケースや冷蔵庫が置いてあったので、もしかして、ソマリアの海賊に対し獲った魚を買い取る仕事を作ることで海賊をしなくても生活できるようにしたすしざんまいの社長つながりで、ここですしざんまいの寿司を売るんじゃないか?と思ってましたが・・・

開幕後に行ってみたところ・・・

寿司ではなくジェラートや冷たいドリンクを売ってました。

このショーケースはアイスやろ、と思ってたら、商品をディスプレイしてるだけだった。

ソマリア特産の粒マスタードを日本の素材で加工したマスタードやジャムも並んでる。

なぜか、イタリアンのパニーニも売ってたので買ってみた。1,800円也。

ショーケースの横にアラジンのトースターが置いてあり、パニーニを4分ほど温める。

パンの中にはチキンとモッツァレラチーズ、レタスをサンド。

ちょっとシュワシュワしたかったので、スパークリングドリンクも買う。

サンペレグリノ イタリアンスパークリング アランチャータロッサ ブラッドオレンジ。800円也。

オレンジの味わいが爽やか。

ソロモンのブースへ行くと・・・

ソロモンのきれいな海や工芸品が展示してましたが・・・

世代的に「ソロモン」と聞いて連想するのはこっちの方だな。

会場内を歩いていると、地面からミストが吹き出してきましたが、ミストの量が尋常じゃなく多いので周りが見えなくなるほど。

遠足で来てた小学生たちはキャッキャ言うて遊んでましたが。

テストランの時に通路の端にある大きな水たまりを見て、わざとなのか意図せず水が溜まってしまったのかわからなかったのですが、どうもわざと水を溜めていたようで、子供が入って遊んでた。

なんか病気もらわなければいいけど。

テストランの時にも行った大屋根リングの円の中心点ですが、中心点のあるパビリオンへは事前予約しないと入れないようで。

外から見ると、中心点の部分の色が変わっており、一応わかりやすくなってるんですかね。

SNSで危険性を指摘されてた文明の森ですが、立入禁止になってました。

ハイジもいて人気のスイス館ですが、透明の球体の部分は日が差すと暑そうだな。

関西万博では空飛ぶクルマが目玉のひとつですが、そもそも「空飛ぶ」と言うてる時点でもう「クルマ」ではないんじゃないの?「焼き刺身」みたいな。

英語で Advanced Air Mobility って書いてるので、日本語でも「エアモビリティ」とか「エアビークル」とすればいいのに。

パビリオン予約の第5希望まで全滅した日本館。

1回は行きたいもんです。

朝からウロウロしてくたびれたので、夕方5時頃に東ゲートから帰ります。

やっぱり1回では全部見て回れないので、まだ何回か行くつもりにしています。

 グルメ@大阪, スイーツ@大阪, おでかけ@大阪

Posted by Hepporon