皇居東御苑で江戸城の雰囲気を感じる ~その3~

 おでかけ@東京

皇居東御苑で江戸城の雰囲気を感じる その2からのつづき

富士見多聞を見学した後は、いよいよ江戸城本丸へ!


と言っても、21世紀の今は一面に芝生が広がり、都会のオアシスとなってます。

本丸跡の奥には天守跡。

天下の江戸城天守跡ではありますが、あんまり大きくはない。

解説によると、1657年に火災によって焼失し、以降再建されなかったんだとか。

城郭にしろ天守にしろ、敵からの攻撃に対する防御力を高める造りと言いながら、火にはめっぽう弱いのが日本の木造建築物の泣き所。

天守台の上はちょっとした展望台になっていて中央にベンチがあるのですが、白人女性に英語で江戸城の解説をするおじさんが印象的だった。

石垣の上は芝生になっていて、天守の面影はありません。

展望台の端っこに方角を示す石が置いてあり・・・

真北へずーーーと行けば日光東照宮があるんだな~と思うと、ロマンがある。

天守台の石垣も他と同様、大きく迫力はあるけどカーブが美しくないな。

天守台への通路に江戸城本丸御殿の地図があり・・・

大奥の場所を見ると・・・

だいたいこの辺かな?

今から300年ほど前のこの地でディープな大奥の世界があったのだろう。

大奥から見る天守。脳内で天守を描いてみる。

天守台の奥へ進み、北桔橋門(きたはねばしもん)から出ます。

高麗門しかありませんが、かつてこの橋は跳ね上げるようになっていたんだとか。

こちら側の堀は深く、サイクロイドまではいかないけれど曲線のある強固な石垣。

巨石を積むのも迫力はありますが、巨石でなくとも迫力が出て美しい。

さすがに堀を1周する元気も時間もなかったのですが、駆け足で見てもちょっとしたところに江戸の雰囲気を感じることができる皇居東御苑でした。

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