皇居東御苑で江戸城の雰囲気を感じる ~その2~ 富士見多聞を見学

 おでかけ@東京

皇居東御苑で江戸城の雰囲気を感じる その1からのつづき

今月から通年で一般公開されるようになった『富士見多聞』へ行ってみた。

中は土禁なので、入口でスリッパに履き替えます。

「多聞」は石垣の上に造られた防御施設で、江戸城にはいくつかの多聞がありましたが、現存するのはこの富士見多聞だけ。


格子状の窓から攻めてきた敵を迎え撃つそうですが、格子が邪魔でよく見えないんじゃないかと思ったり。

格子のすき間からは、普段は入れない皇居の施設が見えます。

大正と昭和の頃に大規模な修復がされており、すべてが江戸時代の材料という訳ではないようですが、柱や梁は江戸時代のものなんだとか。

鴨居や敷居もあって、防御施設と言いながら倉庫や休憩所として使われていたとか。

紙でできた天井の傷み具合にも歴史を感じる。

詳しい様子は他所におまかせするとして、一度見学に来る価値はあると思った富士見多聞でした。

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