夏の酷暑でノートe-POWERが電欠で走行不能になる

 クルマ@ノートe-Power_HE12

セレナe-POWERが登坂で電欠になり低速でしか走れなくなるというネット記事を見て、ノートe-POWERで登坂電欠チャレンジをしましたが、車重がセレナより約500kg軽いノートでは電欠にはなりませんでした(記事)。

ところが、ノートe-POWERでも、電欠で走行不能に陥ったことがあります。

 

二度!

 

ノートe-POWERでの電欠は特定の条件が重なった時に起こり、再現性もあります。

その条件はこんな感じ。

  • 発生するのは真夏の昼間、車載の外気温計が35℃以上を表示している時。
  • POWERオンの状態で、エアコン設定24℃で約30分放置(人待ちを想定)。
  • その後、NORMALモードで通常走行。走行開始時のバッテリー残量は3目盛。
  • 走行中は通常通りエンジンは始動し、メーター内のエンジンからバッテリーへの白矢印も出ていた。
  • 700m~1000mほど走ると、バッテリー残量が2目盛になっていてもエンジンは動かず充電されない。
  • バッテリー残量が1目盛になるもエンジンは動かず充電表示もなし。
  • アクセルを踏んでも歩くよりも遅いスピードしか出ない。
  • この状態で停止してしまうとエンストした時のようにバッテリー、エンジンオイル、パワステなどの警告灯が点灯して、勝手にシフトポジションがPに入り、セレクターを動かしてもPとN以外に入らなくなる。

上記のステップを踏んで電欠で止まってしまった状態。

バッテリー残量が1目盛になってしまってるけど、エンジンは動かない。

ここで一旦POWERをOFFにし10秒ほど待って再度ONにすると、エンジンが始動して充電が始まる。

エンジン始動とともに亀マークが点灯。

亀マークが点灯すると、歩くほどの速さしか出ません。

エンジンが始動して充電が始まっても、バッテリー残量が1目盛のうちはPとN以外には入りません。

このまま充電されるのを待ち、バッテリー残量が2目盛になるとRとDに入るようになりますが、亀マークが点灯しているうちはアクセルを踏んでも歩くよりも遅い速さでしか動けません。

バッテリー残量が3目盛まで回復すると亀マークが消え、通常走行ができるようになります。

この現象を紙にまとめてディーラーへ出してみてもらったけど、原因はわからないまま。

とりあえず酷暑の中、30分以上アイドリングしないように気を付けてますが、渋滞や駐車場待ちの列に並んでいる時なんかは避けようがない。

 クルマ@ノートe-Power_HE12

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