連P役員と教育委員会との情報交換会
先日、PTA連合協議会と教育委員会との情報交換会がありました。
会議室にこんな感じでセッティングしてあり、左側にPTA、右側に市教委が座ります。
予め、各校園から出た質問・意見をブロックで集約してもらい、それを市教委へ投げて回答をいただいてました。
その中から案件3つを選んで、この場で話し合います。
市教委へ投げる前に連P役員会で意見を集約すべきでしたが、時間的に余裕がなくブロックからの意見をそのまま出しちゃいました。
回答が来てはじめてわかったんですが、あまりに細かい万が一のケースに対する質問など、予め集約してたらカットするような事にもきっちり回答いただいていてありがたい。
そんな案件の中から、次の3テーマに絞ります。
1) 校区に関すること
2) 給食に関すること
3) 施設に関すること
校区については、小中学校とも大規模校と小規模校の差が大きく、また、小学校と中学校の校区割りもチグハグな部分があって、小学校を卒業した子どもが公立中学校へ行くのに別々の中学校へ通うことになっていて小中連携ができないなどの問題を話し合った。
ただ、校区を再編しようとしてもなかなか一筋縄ではうまくいかない。
子どもや保護者の意向が大きく反映されるべきですが、住民の意見の方に影響されている。
住民の中にも当然保護者はいる訳で、ではなぜ保護者の声と住民の声が違ってくるのかというと、就学させていない世帯、特に、町の重鎮・大御所のご老人の声で左右されているのではないかと。
また、一般的に小規模校より大規模校の方が不利になることが多いところ、大規模校がブランド化してしまっていて、その学校の校区だとマンションの値段が上がるらしい。
マンションを買った人はその学校の校区代も払っている訳で、そこで再編で校区から外れることになると銭金の問題にもなる。
子どもを最優先に!
と言うけれど、大人の事情によって左右されている訳です。
給食について、まず小学校の給食に関しては、もう10年も前から同じことが言われ続けており、給食センターが建て変わったら解決する問題がほとんど。
なので、あまりツッコんだ話はせず、今後のスケジュールのみを確認。
ところで今年、給食で出された魚を食べた児童が、小骨をのどに刺したことがありました。
小学校ブロックからは、骨をのどに刺した”事故”が起こったが、食の安全管理が成っとらん!という意見が出た。
しかし、これは事故でもなんでもなくて、魚に骨があるのはあたり前のことで、小骨をのどに刺さないようによく噛んで食べることを教えてない親に問題があるんとちゃうかー!
と、思う。
施設については、これは金の問題。
少ない予算でどうやり繰りするか、苦労さなっているようです。
そんな感じで予定時間の1時間があっという間に過ぎ、短い時間ではありましたが良い話が出来たんではないかな。
ステレオタイプな役人のイメージは全くなく、みなさん難しいことも前向きに考えられてくれていることがよーくわかりました。
ただ、それが表に出にくいのは気の毒ですが・・・