CX-5を試乗してみた
ロードスターRFの6ヶ月点検の間、CX-5の試乗をさせてもらうことに。
2.2LディーゼルのXD Lパッケージ。
スカイアクティブにGベク付きだし、走りについては乗る前から十分なんだろうな、と思ってましたが、改めて乗ってみると、ディーゼルエンジンと言われなければわからないぐらい静かだし、背の高いSUVなのに変な腰高感もなくちゃんと狙った通りに曲がっていくし、期待以上の走り。
あるネット記事でマツダの開発者が「ロールの有無が問題ではなく人間の意識通りに車が動くかどうか」と語っていましたが、まさにその通り。
さすがにロードスターみたいにハンドルを切ったらスパッ!と旋回力が立ち上がる訳ではないけれど、余計な動きをせず向きを変え、修正舵も不要。
これなら、家族持ちのお父さんでも十分楽しいと思う。
装備面では、ヘッドアップディスプレイの焦点が遠めなのがすごく見やすい。
まあその分、前に白い車がいたり、自車のライトの反射で文字が見えなくなるかもしれませんが。
あとは、ステアリングアシストがそこそこ使えるのに驚いた。
最近はS560に乗るとハンドル操作も車におまかせにしがちなのですが、CX-5もベンツほどではないけれどまあまあいい感じでサポートが入り、特にクルコンを入れてなくてもカーブでアシストが入るのがいい。
ブレーキホールドは最初にスイッチを押す必要はあるけれど、ブレーキペダルから足を離してもアイドリングストップが継続されるのもいい。
ただ、室内は後席がちょっと狭いかな。
ホイールベースを見るとアクセラと同じ2700mmですが、後席の広さもアクセラぐらい。
あとは、電動リアゲートの開閉速度は気持ち遅めかな。
今回試乗してみて、CX-5が欲しくなってしまうじゃないか!
CX-5以上にカッコよくなったのが、アテンザ。
初めて街中で見たとき、グリルが変わりシグネチャーウイングがヘッドライトの下に伸びたので、一瞬ジャガーと勘違いしたぐらい(すぐにアテンザとわかりましたが)。
今度、アテンザに新しいシートが付いた頃に試乗させてもらおう。