鹿児島中央からJRで国分駅まで行き鹿児島空港へ行こうとしたら・・・!
鹿児島中央駅から鹿児島空港へはリムジンバス1本で行けますが、それだとなんだか芸がないので、JRで国分駅まで行ってバスかタクシーで空港まで行くことに。
JR鹿児島本線で12:25発、普通国分行きに乗ります。
ロングシートでも1席ずつ分かれていて、黒い合皮のクッションが付いている。
列車は錦江湾を回り込むように走り、車窓からは桜島がよく見える。
この列車は、普通列車でありながら竜ヶ水駅は通過します。
竜ヶ水駅といえば、1993年(平成5年)の豪雨災害で土石流が駅と列車を直撃したものの、運転士の機転によってほとんどの乗客が無事に避難した出来事がありました。
ただ、通過とはいうものの一旦ホームには停車するようで、ドアが開くことなく発車。
国分駅には2005年11月、国分市と周辺6町が合併して今の霧島市になった直後に来たことがあり、国分駅前には客待ちのタクシーも多く賑わってました。
ところが、20年ぶりに来てみると、その様子は激変。
客待ちのタクシーはいないし、以前の賑わいはなくなりひっそりとした雰囲気。
仕方がないので電話でタクシーを呼ぼうとしたところ・・・
「国分にはタクシーは1台もいない」
と言われ、迎車を断られてしまうという。
まさかタクシーを拒否られるとは思ってませんでしたが、バス停を見てみると、駅前からは空港行きのバスがない。
少し歩いたところにもバス停があるようなのでそちらへ行ってみると・・・
次のバスまで40分ほどあったので、向かいのトヨタレンタカーの隣のカフェで待とうと道路を渡ったところ・・・
偶然、空車のタクシーが通りがかったので乗せてもらうことに。
運転手さんに20年前はもっと賑わっていたと話したところ、その後どんどん人がいなくなり寂れてしまったんだとか。
地方の人口減の影響をまじまじと経験してしまった次第。
鹿児島空港は離島航路への拠点にもなっており、ターミナルは大きめ。
なので、国分駅から鹿児島空港までタクシー代は、ANA側では4,100円でしたが、JAL側で降りたら4,150円でした。
こんな感じなので、鹿児島中央駅から鹿児島空港へは、安くて速くて直行で行けるリムジンバスをオススメします。