燃費グッツのその後
すでにニュースになってますが、先週、省燃費グッツの表示に関して公正取引委員会から排除命令が出されました。
実はこれ、去年の8月に聞いてたんです(その時の記事はこちら)。
当時は「信憑性は保証しません」とお断りしましたが、本当にそうなってしまいました。
ただ、これは不当表示に関する排除命令なので、グッツそのものを売ってはならないというものではありません。パッケージに「燃費が良くなる」と謳わなければいいのです。
ただ、「燃費が良くなる」と書かなければ、いったいそれが何なのかがわからなくなってしまうのですが・・・
「燃費を良くしたいあなたに!」はダメでしょうか?燃費が”良くなる”とは書いてませんし。
それとも、キャッチフレーズみたいなものを考えたらどうでしょう。
某飲料みたいですが「燃費ハツラツ!」とか(笑)
今回の排除命令を受けた各社の対応もさまざまです。
「真摯に受け止めお詫びします」という会社もあれば、「訴えてやる!」というところも。
まあ、こういう場合は正面から争うよりも、一旦引いて「負けて勝つ」方がいいのではないでしょうか?
データの客観性についてお金と時間をかけて争っても生産性は上がりませんし、同業者がそうやって体力使ってくれるのであれば、引いて様子を見ていてもいいのかも。
な~んてこと言ってる私も、何を隠そう以前燃料ホースに磁石を巻き付けて燃費向上&パワーアップさせるというグッツを装着していたことがあります(あえて商品名は伏せます)。
当時、自分で書いた備忘録を見てみると、
パワー感は取り付け前と何ら変わりませんし、燃費も全然良くなっていません。何か変化が出るような兆しすら感じません。装着していることを忘れるくらい、何も変化がありません。
と書いてありました。
もちろん今は取り付けていません。
なんだかんだ言っても、原油高騰が続いている間はこの手のものが売れるんでしょう。
グッツ代を回収出来るだけの効果があるかどうかという問題ではないんでしょうな。
リッター2円安いからといって、わざわざ遠くのガソリンスタンドまで行く兵も居るようですし・・・