えりも町役場と診療所へ
朝、帯広を発ち、日高山脈の東側から襟裳岬へ行き、おいしい塩ラーメンを食べたあとは、日高山脈の西側から北へ向かいます。
襟裳岬の駐車場を出ると、県道の両側には壮大な草原が広がる。
町役場の向かいに、えりも町国民健康保険診療所がある。
町民の健康を守る診療所ですが、かつてこの診療所の所長であった医師をちょっと知っておりまして、赴任されていた診療所を見たいと思ったので。
この医師の著書にも書かれてますが、元々は麻薬取締官でしたが出産を機に退任。その後専業主婦をしていたある日、テレビで辺境地医療の問題を取り上げたドキュメント番組を見たのをきっかけに医師を目指すように。
36才の時に大阪市立大学医学部に入学し、42才で医師免許を取得。
勤務医を経てえりも町の診療所に単身赴任で渡り、10年以上の間、一人でへき地医療を担ってました。
専業主婦がテレビを見て医師になろうと決意し、本当に医師になってへき地へ行くなんてすごすぎる。
今はすでに診療所を退任してますが、診療所の雰囲気だけでも感じられてよかった。