ものさし
日本女子バレーのアテネオリンピック出場が決まりました。
韓国、イタリアなどの強豪に勝ち手にしたもので、見ていて非常に気持ちがいい。
これからはオリンピックでベンチ入りする選手選びがし烈を極めそうですが、本人も周りも納得の行く選考をして欲しいね。
先のマラソンの代表選考ではいろいろと物議がありましたが、週刊誌によると、いまだに陸連に高橋落選に対する投書があるという。
これは、きちんとした「ものさし」が示されなかったために起こったものでしょう。
日々努力を重ねている本人が納得できる基準を明確にすることが重要で、それがモチベーションにつながっていく。
これはなにもスポーツに限ったことではなく、サラリーマンでも同じこと。
今流行の成果主義、能力主義といった人事制度も、大半は「ものさし」が示されないまま行なわれていることが多いという。
「ものさし」を決めるのも簡単ではないが、やはり何か基準になるものがないと、ベクトル合わせが出来ないと思う。