超大型ダンプとパワーショベルを見学『こまつの杜』@石川・小松
金沢駅から列車に乗り福井方面へ向かうと、ちょうど小松駅に到着した時に超大型のダンプカーが見え、以前からちょっと気になってました。
そこで今回、この超大型ダンプカーを見に行ってみることに。
このデカすぎるダンプカー、世界に名立たる建機メーカー、小松製作所の展示施設『こまつの杜』に展示されていて、この世界最大級のダンプトラック「930E」は実際にアメリカやチリの鉱山で使われていたらしい。
60000ccのディーゼルエンジンで発電して電気モーターでリアタイヤを駆動するハイブリッド車なのが意外。
乗用車でいう日産のe-POWERみたいな。
燃料タンク容量が4542Lってことは、小さめのガソリンスタンドの地下タンクぐらいある。
時間によってはこのダンプカーの運転席にも入れますが、この日はコロナの影響で休業中。
運転席はビル3階のフロアと同じぐらいの高さにあるそうですが・・・
真正面から見たら、ホントに建物みたい。
昔のスティーブン・スピルバーグ監督の映画で、乗用車がタンクローリーに執拗に煽り運転をされてしまう「激突」という恐めの映画がありましたが、こいつに煽られたら踏みつぶされそう。
タイヤもデカくて外径は約3.8m、タイヤだけで重量は約4.9トンもある。
タイヤサイズは53/80R63のチューブレス。
これを見てもピンと来ないけど、たぶんインチ表記なのでタイヤ幅が53インチ(1346.2mm)、扁平率が80、リム径(ホイールサイズ)が63インチってことで合ってる?
タイヤ幅が53インチって、55インチの液晶テレビとほぼ同じ幅と考えたら、ふっと!
もちろんリアはダブルタイヤで、後ろから見るとド迫力!
リアタイヤのドライブシャフトはもちろん、パーツのひとつひとつが見たことのないデカさ。
最大積載量が約300トン、出力は2700馬力もあるという。すっご!
もうひとつ、超大型パワーショベル「PC4000」。
アームの太さやバケットのデカにも圧巻されますが、このパワーショベルも海外の鉱山で稼働しているらしい。
ぜひこの超大型パワーショベルで習字で文字を書いてほしい。
60000ccのディーゼルエンジンで駆動し、1875馬力を発揮。
燃料タンク容量は6400Lあり、こちらも小さめのガソリンスタンド並。
起動輪を裏から見るとモーターのようなものが直結されており、これもハイブリッド車なんでしょうか?