日帰りドライブで神子畑選鉱場へ
お盆休みの間、できるだけ人のいないところへ日帰りドライブに行こうと向かったのが、兵庫県朝来市にある神子畑(みこばた)選鉱場跡。
選鉱で出た水と細かい鉱物粒子が混ざった液体を脱水濃縮するろ過装置「シックナー」の前で記念撮影。
神子畑選鉱場は戦国時代から大正時代まで鉱山として栄えていましたが、閉山後は明延鉱山で採掘された鉱石から目的とする金属を取り出すための選鉱場となりました。
山の斜面を利用したひな壇状になっており、重たい鉱石を上から下へ作業工程を流すことで効率的な選鉱ができる構造。
今では建物も解体され基礎部分と周辺施設のみが残っています。
特徴的なひな壇状の基礎の横に、ケーブルカーのように選鉱場を上下に行き来したインクラインの軌道と操作室がある。
2年前に初めて来たとき(記事)にはなかった「ドローン撮影禁止」の看板。
YouTubeには、フェンス内をドローンで上空から撮影した動画がいくつか公開されてますが、今は禁止されてるのでご注意。
この2年の間に来訪者も増えたようで、前回来たときにはなかった駐車場や、ムーゼ宿舎への歩道なども整備されており、さらに機械警備のセンサーも設置されていた。
鉱山で発展した兵庫県但馬地方から播州地方を日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」として観光資源化しており、今後、もっと来訪者が増えそうです。
この周辺は山の中の道路でありながら制限速度が高めなので、ロードスターで走ると気持ちいい♪