Googleで検索したら、フィッシング詐欺の画面に割り込まれる
iPhoneでGoogle検索したところ、検索結果が出ずにいきなり「2020年間ビジターアンケート」の画面が出た。
アンケート自体は何のブラウザを使ってるか、ネットの頻度など他愛もない内容で、個人情報を取るようなものはなかったので不審に思わなかったのですが、アンケートに答えると「おめでとうございます。期間限定でiPhone11が100円で買えますよ!」の画面が出てきて急に怪しくなる。
アンケートの画面は、不覚にも怪しく思ってなかったのでスクショ撮ってません。
ここでこのアンケートについてググッてみると、やっぱりフィッシング詐欺だった。
iPhone11は色と容量が選べるようになってますが、どれを選んでも在庫は残り3台。
希望のiPhoneを選ぶと住所氏名を入れるフォームが出てきたので、名前に「警 視庁」とだけ入れ他は空欄のまま送信ボタンを押すと・・・
エラー画面が出た!
やっぱり住所とかも入れないとあかんのかと思いきや、支払い画面に行ってないのに「支払いにエラーがありました」と書いてあり、再度試してくださいのボタンを押してみたところ、クレジットカード情報を求める画面に。
適当にカード番号や有効期限などを入れて決済の手続きをしてみた。
このカード番号はカード会社を識別する最初の4桁は実在する番号を入れ、あとはデタラメに入れて末尾のチェックデジットは通る番号を入れただけ。
極わずかにこれがたまたま正しいカード情報な可能性がないとは言えないけど、もしそうなったら怖いな。
決済の手続きボタンを押すとエラーが画面が出て、その後はカード情報を入れる画面とエラー画面の無限ループ。
ネット情報によると、正しいカード情報を入れてもエラー表示が出るけどすぐに100円決済され、その後毎月1万円ほどを引き落とされ続けるらしい。
エラー表示がデフォなのは、このカードじゃダメだから別のカードを使ってみようか?というのを狙い、複数のカード情報を釣ろうもしてるんだとか。
しかもこのアンケート画面、一度表示したら再表示されないので、怪しく思っても連絡先の画面に行けない仕様になってるという。
一応、カード情報を入れる画面に会社情報と電話番号が書いてあった。
これによると、買ったと思ってたiPhone11はサブスクらしく、毎月利用料が引き落とされるという理屈。
会社名をググってみたところ、ホームページは出てこなかったけど、一応実在はしてるらしい。
実態はさておき、登記上実在はしてないとクレジットで決済させられないからか?
2019年8月にこの詐欺のために作られたっぽい。
今やGoogle検索も信用できないご時世に。
みなさまもお気をつけくださいまし!