大垣から特急ひだで大阪へ

 乗り物@鉄道(JR),出張@国内

岐阜県は大垣での仕事を終え、大阪へ戻ります。

大垣からは米原まで出て、米原からは新快速に乗り換えて新大阪まで全て在来線で帰ろうとしたんですが、大垣駅へ着いた時に下りの発車案内を見ると、ちょうど1日1本しかない大阪行きの特急ひだにギリギリ乗れそうなタイミング!

すぐにみどりの窓口で、ひだ36号の指定席特急券を買う。

ホームへ下りるとすでにひだ36号が入線しており、発車ベルが鳴り始めたので慌てて乗る。

という訳で、↓は米原で撮影。

東海と西日本の境界駅で乗務員が交代するところ。

今や貴重な全て幕式の行先表示と号車案内。

方向幕もどんどんなくなっており、2022年から投入される新型車と入れ替えられる予定。

キハ85は、JR東海が発足して最初の新形式車両。平成2年製造で車齢30年。

車内は平成初期の雰囲気がいっぱい。

背面テーブルの造りは昭和後期のデザインのまま。

座席はクッションが厚く柔らかな座り心地。

跳ね上げ式のフットレストも。

キハ85は観光地向けの特急ということもあり、眺望を良くするために座席部分の床は通路から20cm高くなっている。

最近は新幹線も含め車内の自販機が次々に廃止されていますが、特急ひだではまだ現役で稼働中。

自販機の隣は、今は廃止された車内販売の準備室のような名残りが。

アメリカ・カミンズ社製の14L直6ターボディーゼルエンジンが唸りを上げ、東海道線をひた走る。

複々線になる草津からは、爆速新快速が130km/hでぶっ飛ばす優等列車用の外側線を走りますが、いかんせん関西圏の東海道は飛ばし屋揃い。

特急ひだが100km/hで走っているところ、なんと内側線の普通電車に追い抜かれるという。

さらに、内側線から快速にも抜かれたり。。。

ただ、この後この快速を115km/hで再び追い抜き、特急の意地を見せる。

19:44、大垣を発ち1時間50分で新大阪に到着。

新大阪ではディーゼルエンジンの排気ガスを残し、終点大阪へ向けて去って行った。

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