売る気がなくなったかろいちを諦め、『かにはん』でカニを買う@京都・京丹後
今年もカニシーズンが始まったので、いつもの通り鳥取県は賀露港の『かろいち』へカニを買いに行く。
ところが!
去年までとなんか雰囲気が違うような。
目に見えるところでは、すなば珈琲があった場所に『すなばのかに小屋』というセルフでカニを食べられるレストランができていた。
元々のすなば珈琲はどうしたんだろうと思ったら、横に置いてあるコンテナで営業中。
喫茶店がコーヒーよりもカニに軸足を移したんか?
で、かろいちでカニを買おうと見てみると・・・ あれ?
なんかいつもより少なくない?
聞くところによると今年は不漁で、数は少ないしカニは小さいし値段は高いし。
不漁なら仕方がないところもありますが、それよりもお店の人も売る気がないというか、覇気がない。
いつも「これだけまとめていくらにして!」と値段交渉をしますが、それも市場で買う醍醐味のひとつ。
でも今年は売る気がないのか、市場なのに定価販売しかしないらしい。
ん?!
定価販売しかしないんなら通販でいいじゃないか。
税務調査で指摘でもされたんか?
もう完全に買う気を無くしたのですが、とはいうものの晩は10人でかにすきをする予定なので手ぶらで帰る訳にもいかず、とりあえず必要最低限の分として2杯だけ定価で買う。
もう二度と来るか!
と思いながらすぐにかろいちを出て、京都を目指して東へ。
約2時間かけて、久美浜温泉の東、京丹後市にある『かにはん』へ。
かにはんは、個人的に満足度が高いカニ売り場なので。
時間も遅めでしたが、並んでいるカニは例年通りしっかりした大きさで、値段もいつも通り。
店のおっちゃんに「これだけまとめて2万にして!」と言うと、二つ返事でOK。
きっちり発泡スチロールに氷も入れてもらい、必要分調達できた。
これならかろいちで買わなくてもよかったなぁ。
全然違うやんけ!
ちょっと苦労して買ったカニをかにすきにして堪能。
もちろんシメは、カニのエキスがたっぷり出た出汁で作る雑炊。
カニ雑炊も、普通にお椀によそって食べるのと、カニの甲羅によそって食べるのとでは味が違うのが不思議。
もう来年からは、かにはんで買おう。
お土産処 かにはん
京都府京丹後市網野町木津5