鹿児島県のランドマーク、桜島へ行く
佐多岬を後にし(記事)、大隅半島を北上すると見えてくるのが桜島。
国道220号線から国道224号線を桜島へ入り、向かったのは『有村溶岩展望所』。
桜島を南東側から見ることができる場所。
駐車場の周りには、大きく角ばってゴツゴツした溶岩の塊が壁のように重なっている。
よく見ると、溶岩に混ざって黒い火山灰が堆積しているところも。
階段を上がっていくと、壁のようになっていた堆積した溶岩の上に出て・・・
あまりにも雄大すぎて、なんだか東京ディズニーランドのフォレストシアターにある山の書き割りのようにも見えたり。
展望所にある解説を読むと、展望所付近は大正時代に噴火した溶岩でできており、火口に近い方には昭和の溶岩が堆積しているそうで、そこにはマツなどの植物が生育して森になっているという。
解説を読んでから眺めると、なるほど噴火した時期によって植物の生い茂り方が違うな。
単独峰ではないけれど単独峰のような形をしている桜島に台風からの湿った西風が吹いて、山頂付近には笠雲がかかってた。
しばらく笠雲が晴れないかと眺めてましたが、雲は常に流れつつも消えそうで消えず、頂上付近のシルエットをはっきり見ることはできなかった。
展望所を後にして駐車場脇にあるレストハウスに入ってみると、フロアの床に桜島の衛星写真のようなマップが。
これを見ると、まだまだ桜島には見どころがありそうですが、今回は時間の都合もありパス。
またの機会にします。
この後、西側の鹿児島港から桜島を眺めると、雲がどんどん流れてきて7合目から上が見えない状態。
やはり東側への雲の流入はかなり抑えられていたようで、大きな単独峰は気象の勉強にもってこいですね。