申年にあたり今年の抱負
正月休みも終わり、ぼちぼちと仕事の感覚を取り戻しております。
さてさて、今年は申年ですが、ウチには以前おみやげでもらった「三猿」があります。
三猿とは猿がそれぞれ目と耳と口を手で覆った三様の像で、「見ざる、聞かざる、言わざる」を体で表してます。
この三猿は単なる日光などのおみやげではなく、元々は孔子の論語らしい。
アジアを中心に多くの寺院でも三猿が見られることからも、かなりありがたい言葉なんですね。
では、「見ざる、聞かざる、言わざる」はどんな意味を持っているんでしょうか?
一つは他人の欠点や過ちを見ない、聞かない、言わないといった戒めの意味。
はたまた、いやなものは見ない、聞かない、言わないといった臭いものにはフタをするような意味もあったり。
熊本には三猿にもう1匹いて、この4匹目の猿はなんと両手で股間を押さえています。
いったいこれはどんな意味なんでしょうか?
言葉の意味も取りようによってはさまざまな解釈ができますが、新年にあたり、今年は自分なりの「三猿」を考えて行動してみようかな、と思います。