タイヤが減った分はどこへ行く?
いきなりですが、前から気になってることがあります。
タイヤは使っていくうちに減っていくけど、その減った分はどこへ行ったんでしょう?
タイヤから削り取られた分は必ずどこかに存在している筈。
サーキットではコース脇にタイヤカスが落ちてるけど、普通の道端には落ちてない。
せいぜい、急ブレーキを掛けたようなブレーキ痕を見かけるぐらい。
道路にこびりついてるか、細かい塵となって空気中を漂ってるのか。
いずれにせよ、その減った分は目には見えなくなっている。
タイヤのゴムは合成ゴムなので、自然界で分解されることはありません。
これから春に掛けて黄砂が飛んできて厄介者扱いされてるけど、実は黄砂なんかは問題にならないくらいの塵を普段から吸ってるのかも。
ディーゼル車追放運動をしてる本人がヘビースモーカーだった、みたいな。
タイヤのCMを見てると、環境にやさしいと謳っている『グリーンタイヤ』があります。
このタイヤは転がり抵抗が抑えられ、その結果燃費が向上し排気ガスも少なくなるから環境に優しいんですよ、ということらしい。
でも、そのグリーンタイヤも必ず減る。
その減ってしまった分の所在をうやむやにして、果たして本当に環境に優しいと言えるのかどうか、ちょっと疑問に思ったり。