スペシャルな中華料理の賞味会 『三楽』@大阪・千里阪急ホテル
大阪・千里の千里阪急ホテルにある中華料理店 『三楽』。
最近ちょくちょく食べに行ってます。
先日、三楽の料理長がこの日のためだけに用意した料理を出す「賞味会」というイベントがあったんですが、私のことを覚えていた若いスタッフから「ぜひ賞味会に来てくださいっ!」と営業を掛けられてしまったので、行ってみることに。
すんごくいい値段なので躊躇してしまいますが、なんか最近、仕事を頑張ってる若者に弱くて。。。
開始時間に行ってみると、他のお客さんは常連さんばかりだそうで、おじいちゃん率がかなり高め。
開会に先立ち、マネージャーや料理長のごあいさつを拝聴ののち、料理が出てくる。
まずは前菜の盛り合わせ
料理長が一品一品説明してくれたけどほとんど聞いてなかったので何の料理なのかはよく覚えてませんが、味はしっかり覚えてます。
ガラスの器に入った燻製はテーブルに来るまで蓋がしてあり、目の前で蓋を取ったら煙がふゎ~っと出てくる浦島太郎みたいな演出も。
お飾りのようなオレンジ色のフルーツトマトが、ホントにフルーツみたいな甘さだったのにビックリ。
トマトが苦手な私でもトマト感ゼロだったので、もっと食べたいぐらい。
前菜なのに骨付きのチキン?と思ったら、見た目より柔らかくて美味しい。
ふかひれの姿煮込み白湯仕立て
10時間煮込んだという白湯スープはコラーゲンたっぷりトロトロで、麺を入れたくなるぐらい濃厚な味わい。
伊勢海老(外国産)と帆立貝柱の山椒炒め
身がギュっと締まった伊勢海老はもちろん、帆立や野菜もバターと山椒の風味が効いて美味しい。
まだ3品目ですが、少しお腹が膨れてくる。
蝦夷鮑、天使の海老、野菜のせいろ蒸し ジャスミン茶の香りの演出
その名の通り、ほんのりジャスミン茶の香りがして、一緒に出てきたポン酢も美味。
えびすもち豚の黒酢ソース カソナードの炙り演出
こういうコース料理にありがちな聞いてもわからない単語が入ってますが、カソナードってなに?!
と思ってたら、さとうきびを絞っただけの砂糖で、これを炙るといい香りが出ると説明してくれました。
確かにほんのり甘い香りがあるけど、個人的には黒酢ソースが中国で食べるのと同じ味わいで美味しかったな。
殻を開けたらいらっしゃいました。
殻を崩して一緒に食べるらしい。
もうこの時点で結構お腹いっぱい。
でも、料理はさらに続いて、スッポンと乾物の旨味壺蒸しスープ
思ったよりクセが強めなスッポンでしたが、茸やクラゲの乾物もウマい。
海の幸入りこがし醤油のX.O醤炒飯
風味のいい炒飯ですが、お腹いっぱいであまり食べられず。
後でスタッフに聞いたら、おじいちゃんたちも食べ切れなかったようで。
デザートは、フレッシュマンゴー入りプリン さわやかなミントの香りとともに
デザートにこんなたくさん食べられるかー!
と思いきや、可食部分は上のガラスの器だけで、下の大きいグラスにはドライアイスが入っているトロピカルな演出。
マンゴープリンは、ミルキーなソースの下に隠れてます。
そんなこんなで料理長特選メニューはどれも美味しく、この値段で食べられるのはむしろお得に感じる。
途中で料理長さんたちが各テーブルに回って来て、あれこれお話しながら食べるのも初めて。
若いスタッフの営業のおかげで、いい経験ができました。
中華料理 三楽
大阪府豊中市新千里東町2-1
千里阪急ホテル1F
営業時間: ランチ11:30~15:00、ディナー17:00~22:00(定休なし)